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グリーンランドへオーロラ 4日目 2012/11/13

○ グリーンランドの朝

0700起床。0800に朝食を採りにカフェテリアへ向かう。長い廊下を延々と歩いてカフェテリアへ。やはり野菜が少なく、ベーコン、ウインナー、卵、ハム、チーズが中心。飲み物はコーヒーとオレンジジュース、不味いミルクにチョコレートの粉。オレンジジュースで何とかビタミンCを補給といった感じか。ビエモ氏はチョコレートドリンクを飲んでいる。今日もコペンハーゲン行きの飛行機が出るということもあり、カフェテリアのエリアはそれなりに人がいた。

バーの前から空港を見る

本日の朝食

カフェテリアの外気温計はマイナス15度を示している。

部屋に戻ってツアーに参加するための着替えをする。服装は迷ったが、スキーウエアは着ずに、ヒートテック2枚+フリース+フリースジャケット+ダウン+ウインドブレーカーという組み合わせにしておく。

コペンハーゲンからの便がつく前のロビーは閑散

○ ツアー出発

0900過ぎにA300が着陸してきた。ツアー集合は1030。空港前にはエージェントのウニモグが到着していた。A300に乗ってきた人が、乗り継ぎの合間にツアーに参加しているようで、参加は15-20人程度。空港南のカンゲルルススアークの街を抜け、丘の方へ行くみたいだ。雪の量は少ないが、辺り一面白一色といった感じ。途中でバスが停車し、ジャコウ牛が望めるところに到着。遠くの方に数匹が居た。ジャコウ牛はその毛皮のおかげで普通の牛の8倍暖かいのだとか。

ツアーのバスというかトラック

丘陵地帯でもう一つおもしろかったのが、航空関連の無線施設が多くあったこと。アメリカ−ヨーロッパ間の航空路が上空に設定されているためとのこと。昔米軍基地だった名残でもありそうだ。TACANと書かれた無線設備も見受けられた。

ツンドラであるので、植物についてはあまり興味深いものも無く、むしろほぼ雪に覆われているが、動物については、ジャコウ牛が遠くでノソノソしている。この風景から、最果ての地に来た感じは寒さと相まってかなり感じる。遠くの方に青い氷床が見えるのはグリーンランドならではか。少し歩く場所もあったが、昨日借りたソレルブーツのお陰で足下は全く問題ない。飛行機乗り継ぎの人は、ジーパンに普通の靴で雪まみれになってしまっている人も多く居たが。やはりそれなりの装備はした方が良いと思った。

丘を登る途中

中央左の黒いのがジャコウ牛

アップ

こちらには3頭

遠くには氷床も望める

飛行機のレーダー

最後に、カンゲルルススアークの街が一望できる丘に到着。ここには、飛行場灯台や携帯の基地局など、そういう系統のものが多く建てられている丘だ。飛行場灯台はホテルの窓からも見えるし、ホテルベランダの基地局のマイクロのアンテナもこの丘を向いている。 カンゲルルススアークの街は、元は米軍基地である。旧ソ連との冷戦時代には北極海を挟んで重要な場所であったという。今では、米軍基地の長い滑走路を生かしてグリーンランドの空の玄関口及びハブとなっているが、その小さな街を一望できるのがこの丘である。色とりどりの建物が並んでいるのが北欧らしいし、街が小さいだけに哀愁があってなかなか良い。

カンゲルルススアークの街が一望できる

ソンドレストロームフィヨルド

バスはお昼過ぎに再び空港へと戻た。

○ カンゲルルススアークの街

午後は昼食もかねて、空港南側の街を散策してみようと思う。歩いても行けないことは無いと言うが、街の中をバスが走っているのでそれに乗車する。バスは10DKK。空港前から数人が乗車。先ほどのツアーで目を付けていたカフェへと向かう。滑走路をぐるっと回避してpolar bear innという黄色い建物の前で下車。この店は、雑貨・服・おもちゃなどを扱っている商店を併設していて、さらにレストランと宿もやっているようだ。小さな街の何でも屋であり、世界中たいていの田舎町にはこういうところが1ヶ所はある。

バスに乗車

カフェにはいろいろとメニューがあり、ファーストフードやピザ類もあった。どれもうまそうであったが、壁に貼られた英語メニューを確認し、英語が通じない店員に対して指先で注文をする。ビエモ氏はジャコウ牛のタイカレー、自分はフィッシュアンドチップスを注文。かなりのボリュームがあったが、病み上がりなのでゆっくり食べる。味はどちらも結構旨かった。食べている間も、結構人がやってきて食べて出て行く感じだった。店内にスロットマシーンがあり、一人のオッサンがひたすら熱中していた。

フィッシュアンドチップス

ようやく食べ終わった後、街を散策してみる。寒いが雪はさらさらしており、さらに件のレンタルソレルブーツのお陰で足下は問題ない。街には米軍基地時代の遺産ともいえるボーリング場や屋内プールがあるが、ボーリング場はclosedとなっていた。プールは開いていたかどうかよく分からない。カラフルな柵で囲まれていたのは幼稚園。フィヨルドの脇までは、真っ白で何もない。広大な風景。お決まりの小さな教会もあった。途中の民家でつながれていない犬が数匹いて、恐い顔してよってきたのには参った。ビエモ氏も追いかけられて退散。空港関連施設が多くあるが、それ以外には主立った産業も無い模様。空港のためにある街といった感じだ。冬期閉鎖中のmuseumの前まで歩く。museumの温度計はマイナス10度を示していた。案外低くは無い。1976年に墜落したという、米軍の輸送機の碑の前で少しバスを待って、バスで空港へと戻った。

カフェ兼雑貨屋兼おもちゃ屋兼宿

幼稚園

カンゲルルススアーク博物館

部屋に戻ってしばし昼寝をし、夕食を食べにレストランへ出向く。一応、それなりのフランス料理がでるレストランで、それなりのお値段もするのだが、これがそこそこ旨い料理だった。ジャコウ牛やレインディアなどの肉を食べることができる。期待していたシーフードのラインナップは殆どなし。盛りつけも結構凝ったものだった。客は我々の他にもう1組しかおらず、ウェイターもグリーンランド人ではないようだった。ただ、オーロラはきっと見られるよというコメントをもらえたので良かった。もう少し時期が進めば、このレストランも忙しくなるのだろうか。と、締めのコーヒーを飲みながら考えた。こういう寂れた感の高いところで、営業されているレストランは哀愁があっていいもんである。

肉とコロッケ

確かレインディア肉

この日、外は雪が舞う天気となっており、空は一面の曇り。今日はオーロラは見えなそうなのでバスタブで洗濯をする。一応、Wifiにつなぐと有料でインターネットができるはずなのだが、どうもカード番号を入力しても正常に決済が完了せず、今夜のインターネットは断念。

グリーンランドなので野菜不足を懸念して、野菜ジュースなども持ってきている。適宜補給

翌日へ

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