中央道双葉SA至近の住宅街にある温泉宿「神の湯温泉」と黒蝶オオムラサキの幼虫

2024.9.13-14

渋滞回避とほうとう

土曜日からの3連休は用事で帰省。しかし、土曜は大渋滞が目に見えているので、金曜に出発したかった。というわけで、山梨県内の宿を探す。最終的に2つに絞り込み。その中で立地がなかなかおもしろそうな神の湯温泉を予約。到着が遅くなりそうだったので、朝食つきプランとした。

中央道に乗るまでやたらと時間がかかったが、なんとか19時台に甲府昭和インターを下りた。

そのまま国道20号を北上し、おなじみ小作へ。

小作双葉バイパス店
小作双葉バイパス店。でかい店構え

店内やたら広い小作は、金曜夜ということで一部宴会もあり盛り上がっていたが、普通に夕食を食べているお客さんに混じってほうとうをいただく。ボリューム感すごい。前回はかきのほうとうを頂いたが今回は季節外。ちまきがセットになったものをいただく。

小作のほうとう
小作のほうとうとちまきのセット

チェックイン

小作から少し移動し、無事神の湯温泉に到着。日帰り温泉も手広くやっているようで、駐車場は満車に近かったが、良い場所が丁度空いて良かった。

遅い到着だったが丁寧なチェックイン応対。ゆかたを選ぶこともできる。

神の湯温泉
住宅街に突如現れる温泉施設

206号室

エレベーターに割と近い206号室。部屋は至って普通で、夕食なしということもありすでに布団が敷いてあった。

そとは夜景だが、昼間の景色も良さそう。

冷蔵庫にはビールと地ビールが冷えていた。もちろん有料であるが、富士山ビールを一本いただく。

寝るのには十分。

大浴場

大浴場は1階。温度別の浴槽が複数、打たせ湯、ジェットバス、露天風呂とバリエーションは豊富。温泉100%だと思われるが、循環加温はなされている。

ジェットバスや打たせ湯はスイッチでオンオフできるようになっていて、無駄なエネルギー消費が抑えてられていた(?)。

壁面には山梨で有名な田中収教授の温泉説明書があり、温めの湯に浸かりながら、しっかり読んでしまった。

大浴場の前には自動販売機とマッサージコーナー。遅いのでマッサージコーナーが開いているのは見られなかった。自動販売機には酒類無し。日帰りが多いからか?

神の湯温泉の自動販売機ラインナップ
自販機ラインナップ。お酒はなかった

輝きの湯

この温泉宿には大浴場のほか、3か所の有料の貸切風呂に加え、宿泊者のみが利用可能な有料の貸切風呂輝きの湯がある。

従業員の手作りだそうで、2階の廊下を進んだところに、茶室のにじり口のような入口がある。入っているときは看板を使用中に変えるシステム。

神の湯温泉輝きの湯入り口
輝きの湯入り口。にじり口的な

脱衣所からすぐに外にでると、なみなみと満たされた湯船が設置されている。

神の湯温泉輝きの湯
輝きの湯全景

眺望はよく、夜は甲府盆地の夜景(明るすぎない)、昼間は右方に富士山を望める。自分が入ったときはすこし雲がかかっていたが、富士山であることは判別できた。

神の湯温泉輝きの湯から見た夜景
輝きの湯から見た甲府盆地
神の湯温泉輝きの湯からの風景
写真右のほうに少し富士山が見える。頂きは雲に隠れている

お湯はかけ流しだとおもわれる。

湯船以外もベランダ的なところが広くくつろげる。眺望がよいため、晴れていると日差しも強い。

効率的な朝食システム

朝食会場は1階。席はフリーで、受付で部屋番号の札を受け取ってテーブルにおいて席取りするシステム。

サラダ、ヨーグルト、納豆、ジュース、ごはんと味噌汁はセルフで取るシステム。カレーもありつい盛ってしまった。

主菜ほかはワントレーに盛られて、スタッフが運んできてくれるシステム。もちろん、高級旅館のような感じではないが、かなり効率化されていてコストに貢献しているように感じた。

神の湯温泉の朝食
お盆に入っている範囲が共通でそれ以外はブッフェ形式で自由に取ってこられる

カレーのせいもあってお腹いっぱい。ドリップコーヒーが取れるのも◎。

チェックアウト

おおきな神棚と酒樽のあるロビーのフロントでチェックアウト。夜のんだビールを精算。

神の湯温泉ロビー
ロビーの吹き抜け。神の湯ということなのか大きな神棚が印象的

車に向かうと、窓拭きをしました、という紙が挟まれていた。心遣いの一環。

ホームページにはかけ流しを謳っているが、源泉100%の意味のようだ。大浴場は循環加温と表示があった。この大浴場規模ならまあそうかといった感じ。でも、眺望含めてよいのではないかと。

オオムラサキセンター

チェックアウト後は旧長坂町のオオムラサキセンターを訪問。オオムラサキが自然の環境で育てられている施設。オオムラサキ以外にも昆虫や地域の生態系に関する展示もある。

オオムラサキセンターのガイドマップ
ガイドマップ。広すぎてとてもすべて巡ることはできない
オオムラサキセンター入り口
オオムラサキセンターの入り口
オオムラサキセンターの展示
里山の生態系の展示

巨大ゲージの観察エリアがあるのであるが、通年でオオムラサキが成虫の状態でいるわけではなく、その季節に応じた様態を観察できる。今の時期は幼虫(イモムシ)状態。角が生えた緑色の幼虫がエノキの葉を食べながら過ごしている感じ。

入口付近にはあまり見当たらなかったが、奥のほうに結構たくさんいた。羽化の時期は6月~7月。成虫をみたいのであればこのころに来ないといけない。

オオムラサキの幼虫
角が生えているのがオオムラサキの幼虫の特徴
オオムラサキの幼虫
よくよく探すといたるところに幼虫がいる

子どもに大人気のカブトムシのコーナーも充実。高そうな外来種がタッチできる状態で飼育されているコーナーもあった。

高級なカブトムシ
外来のカブトムシの展示もなぜか充実。お値段も高そう

センター周辺は広く自然が残る公園となっており、散策路もあるが、あまり人が歩かないようでクモの巣が多く要注意。

この後はテンホウでラーメンを食べて実家に向かった。

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