冬の宇奈月温泉「延楽」に宿泊して北陸の冬のお料理をいただく

2016.2.16-17

宇奈月温泉

寒い時期に寒いところへいって、温かい温泉に入るのは極楽ということで、以前から気になっていた宇奈月温泉をチョイス。黒部峡谷鉄道も乗ってみたいがもちろんシーズンオフで乗れない。

黒部市内方面から県道14号線を東進して、山へ向かっていく。黒部宇奈月温泉駅脇の踏切をわたると間もなく宿着。

館内は暖かく、時期的に雛人形が飾られていた。

410号室

露天風呂付きのお部屋を予約してあり、案内された410号室。なかはいろいろ広く、バリアフリールームということらしい。車椅子が取り回せるようにトイレもとくに広い。

このお宿は部屋食が基本ということで、広いダイニングテーブルもある。

延楽410号室の温泉
温泉も広く、段差も極小となるように設計されている

お料理

夕食は冬の日本海のお料理。富山県ということで、名物が隙なくでてくる。カニ、ブリ、シロエビなど。別注にて珍味も追加。

日本酒の利き酒セットも堪能。

前菜 如月の前菜
椀物 白海老真丈清汁仕立
向附 本日の割鮮 煎酒を添えて
別皿 寒鰤造り
温物 甘鯛かぶら蒸し
強肴 津合蟹 土佐酢
焜炉 寒鰤のしゃぶしゃぶポン酢
中皿 白身魚辛子揚げ
焼物 寒鰤西京焼き
食事 黒部のこしひかり
留椀 越中田舎味噌仕立て
香物 盛り合せ
水菓子 季節のデザート

朝食も部屋にて。純和風の朝食。魚はカマス。

延楽 朝食
朝食

温泉大浴場

温泉も大浴場と露天風呂と取り揃っている。宇奈月温泉は上流の黒薙温泉から7kmほど引湯している。そういうわけで日本温泉協会の新鮮度の項目はスコアが低い。7km引湯してもなお熱いので加水しているとか。

延楽の温泉利用証
日本温泉協会の天然温泉利用証

そとは雪が舞うような天気だったが、こういう天候の中で温泉に浸かるのはよいもの。寒暖差には注意が必要。

延楽大浴場案内
大浴場への案内
延楽 大浴場ロビー
大浴場ロビー。お水が潤沢に用意されている

出発

館内は広いはずなのだが、他のお客さんに出会うことも少なく快適に過ごすことができた。山は迫っていたが、黒部市内からはさほど遠くなく、交通の便も良い感じであった。そういうわけで次の目的に出発。

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