NASからローカルのPCに写真をバックアップ・VS Code導入・emacs化

2025.03.22

PC買い換えとNAS導入

かれこれ十数年使ってきたHPのタワー型デスクトップパソコンであるが、Windows11へのアップグレードができないので、数ヶ月前に新品へ入れかえを行った。持ち運びはできないが、デスク作業には全く不便ではないし、なによりRAID1を組めるということを選定条件としているため。旧PCでも3回くらいハードディスクを交換してHDD障害から容易に乗り切っている。

以前と変わっているのがハードディスクがSSDになった、ということで巨大なストレージをローカルに持つことができないので、数多ある写真を保存するには外付けのHDDが必要になっていた。これらもRAID1を組んでおきたいので、BuffaloのNASを選定しネットワークにぶら下げておいた。

デジカメからの吸い上げは、各社の標準の管理ソフトを利用しているが、NASをWindowsの固定ドライブとしてマウントしてここは従来の運用と特に遜色なく使えている。アップロードには若干時間はかかるけどまぁ仕方ない。

NASの課題

これでしばらく運用をしていたが、ディスクがネットワーク上に出たということでやはり問題が出てきた。

旅行ブログを書くときに、掲載する写真をNASへ探しに行くが、このときのディスクの読み込みにストレスを感じるくらいのディレイがかかるのである。古いデジカメの写真であればよいのだが、一眼でとった写真は容量もでかく、ファイルの閲覧に結構時間がかかるのだ。

なので、結局、ローカルのPCにUSBHDDを接続し、そこにある程度の写真を置いておきたくなった。

バッチファイルでバックアップを取得

いろいろソフトもあるとは思うが、おそらくバッチファイルでもバックアップできるだろう、ということでググるとやはり最適なコマンドが用意されていることがわかった。

これを導入しよう。このページで丁寧に解説してくれているが、Copilotにコマンドをコピペして解説してもらうこともできる。併用。

VS Codeも導入しついでにemacsキーバインド

バッチファイルなのでテキストエディタで編集できるが、パソコン変えてからテキストエディタは新規に入れてなかったので、テキストエディアではなく、コードエディタにはなるが、VS Codeを入れてみることにした。仰々しいが。

VS Codeは人気のコードエディタであるので、インストールや日本語化情報はたくさんのリソースがある。それでエディタなので、キーバインドをemacs化できるのかも調べると、やはりこちらも相応にできることがわかった。学生時代にemacs使っていて、カーソルの移動は絶対emacsのキーバインドが便利なのでこちらを使う。

https://zenn.dev/hidenori3/articles/92158332e348ae

いろいろあるらしいが、一番制約が少なそうな、Awesome Emacs Keymap というのを入れてみる。

ずっとemacs使っていて、VS Codeに乗り換えた先達が多いということで開発者に感謝。

稼働開始

VS Codeをセットアップして、emacsキーバインドも導入できた。十数年ぶりに使うので、若干忘れているコマンドもあったのでそれらは検索。ただカーソル移動とかは身体が覚えていた。2年間死ぬほど使ってたからな・・・

https://qiita.com/terzacommune/items/57804c0a3576e1aa84ba

なお、メタキーの代わりにAltを使うようになっており、これを修正するようなコードもあったが、自分は別にAltで構わないのでデフォルト状態でしばらく使ってみることにする。

バッチファイル自体もほぼ編集するのはフォルダ名くらいなのでバックアップのバッチも容易に稼働開始となった。

スケジューラにいれれば定時バックアップも可能ではあるが、常時起動とはしていないのでそのあたりは手動でも構わない。いったん完成。

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