2024.4.29
東京湾ランチ
東京湾の上で飯を喰う、ということであれば、屋形船かシンフォニークルーズ。屋形船もいつかは乗ってみたいけれども、シンフォニークルーズのほうが気軽に乗船できそう、ということで予約。
4月に入ったところで予約ページを開くと、複数プランのうちイタリアン料理のプランはすでに満席、フレンチか寿司かバイキングの3択であった。せっかくの東京湾クルーズなので、なるべく自由に外に出てみたいということでバイキングプランを選択した。
日の出ふ頭へ
出港は日の出ふ頭のため、歩きたくない場合はゆりかもめ一択。新橋から乗り換え。
ゆりかもめは連休ということで盛況。の問題なのか3分ヘッドの頻発状態。前後の良い席は並ばないと乗れないが、積み残しはない状況。無人運転だが随所に係員がいた。
ビルの間をすりぬけ、日の出駅は間もなく。同様にシンフォニークルーズへのるだろう人がたくさん下車。
道沿いに歩いてすぐに乗船場を発見。
日の出ふ頭到着
予約はネットで済ませてあるが、カウンターで乗船券を出してもらう必要あり、列に並ぶ。長い列だったが、窓口はフルオープンしていてサクサク進んで全く気にならなかった。
11:50出港の予約だったか、この時間帯は船が2隻出ることになっていて、11:50はシンフォニークラシカ、我々はシンフォニーモデルナをアサインされ12:00発とのこと。エンペラーというお部屋。
待合所はかなりの盛況であり、コロナが終わって本当に良かったと思う。乗り場前には記念撮影コーナーがあり乗船前のひとときを過ごせる。
乗り場の片隅にはバーコーナーがあり、お酒やドリンクを提供している。乗船まで時間があったのと気候も良かったのでビールを一杯。おつまみのナッツも100円だったので、バイキングの敵と思いながらも購入。泡の立ち具合もよくよく冷えた旨いビールであった。
シンフォニーモデルナ
部屋ごとに呼び出しが順次かかり、エンペラーは最後のほう。
シンフォニーモデルナは大きい方の船。コロナワクチンの名前みたいな船だが、昔からこの名称。
先にシンフォニークラシカが出港していくのがみえた。
部屋は1階。すでにテーブルも指定されているので、案内されて着席。離岸前に軽く案内があり、バイキングの開始となる。料理を取るのに皆さんが集中しないように、デッキで離岸もお楽しみくださいということだったので、そのようにする。大体半分くらいのひとが席を立っていた。
おおむねお食事がとり終わる13時40分からは、共用スペースでソプラノ歌手のロビーコンサートも開催されていた。
バイキング
バイキングのお料理はすごく種類が豊富という感じでもないかもだが、お値段に乗船料が含まれているということも考えるとかなりお買い得ではないか、という感じ。
無料のドリンクは水とコーヒー、紅茶。そのほか、バーカウンター的なところで有料のドリンクを注文することも可能。飲み放題のプランもあったが、5杯ほど飲まないと元が取れないような設定だったのでグラスにて注文することにした。
オージーフェアということで、オージービーフのローストビーフが目玉メニューとなっていた。あとはおそばがなかなかさっぱりしていて良かった。そのほかにも、日本人大好きカレーライスなどもある。
お料理は適度に補充され、目玉のローストビーフも時間をずらせば並ぶこともない。
お料理がとれるのは羽田空港沖を通過する13時すぎまで。出航後約1時間といったところか。片付けられたあとは、デザートと飲み物のみとなった。デザートのみとなると、デザート前は若干の列になっていたのでデザートメインで先に食べておく作戦もあり。
飲み物は、コーヒーと紅茶と水がバイキングに含まれていた。
航行ルートと眺望
ランチクルーズのルートは日の出ふ頭を出発し、ベイブリッジをくぐって南下。
中央防波堤の手前を左折。そのままぐるっと東京湾ゲートブリッジをくぐる方向へ。
途中でディズニーも遠目に望むことが可能。
わりと速力もでており、1階の船窓からはスピード感のある水面がみえた。
羽田空港の手前で右に曲がり、直線的に日の出ふ頭へもどる。
羽田空港では、本日は離陸がA,C滑走路から南へ。着陸はB,D滑走路の東側からであった。B滑走路のアプローチは航路が直下となり、タイミングによっては迫力ある着陸風景が望める。
眺められる船
東京湾航路であるためいろいろな船を眺められる。
僚船のシンフォニークラシカ。乗船中のシンフォニーモデルナより一回り小さい。
遠くのふ頭には水産庁の漁業調査船。船名よりファンネルマーク下のコールサインが目立つ。
お台場から東京湾クルーズへ行ている水陸両用バスも視認可能。
伊豆諸島に向かう東海汽船のジェットフォイルも爆走。
松本零士氏デザインのホタルナも日の出ふ頭出航。
そういうわけでおなかいっぱい東京湾を楽しんで下船した。