2013.11.08
ヘンティドゥーン
5:30起床。6:30チェックアウト。
少しZeehanの街をドライブして雰囲気を感じる。主要な産業がよくわからないが、わりと昔は景気がよかったんだなぁと感じるレンガ造りの建物が多くあった。
その後、昨日も行ったヘンティドゥーンへ再度行ってみる。昨日泊まっていたキャンピングカーはいなくなっていた。
砂山を上っていくと一面の砂場が広がっていた。鳥取砂丘のように観光地化されていない、ラクダもいない、らっきょうも栽培されていない。自然のまま。
ゴードン川クルーズ
本日のメインはStrahanのゴードンリバークルーズとなっている。港まで移動。この旅行で有料駐車場に初めて車を駐車。前払いでレシートをダッシュボードに置く方式。
ネットで予約はしていたので、事務所で乗船券と引き換え。
お客さんはそれなりに乗っていたがそれなり。大混雑というわけではなかった。出航すると波は穏やか。ただ川の水はタンニン色。ゴードン川の上流へ向かっていく。小島にはそれぞれ古い灯台が建っており歴史を感じさせる。海上には養殖いけすが浮かんでおり、サケマスを育てているようだ。
ゴードン川上流に進むとヘリテージランディングという場所があり、ここで船を下りて散策できるようになっている。散策路は一方通行で迷うことはなく、いろいろな植物を解説付きで観察することができるようになっていた。
一昨日蜂蜜を買った「レザーウッド」も観察できた。
看板からすると、このあたりも世界遺産の区域内のようだ。
雨具が必要な天候のなか一通りの散策を終える。外は結構寒く冷え切った体を船内のエアコンで温める。
そのうち間もなくランチとなる。このクルーズはランチブッフェが付いており、順番に取りに来てください、ということだったので行く。基本的にコールドミールが中心であったが、スモークサーモンを目玉としてそれなりのメニューが取りそろっていた。
ランチを取り終わってしばらく航海。この後はサラ島というところに上陸。
サラ島はタスマニアの歴史のなかでも初期の流刑地であり、そのころの遺構が多く残されているところ。初日に行ったポートアーサーほどいろいろ残っているというわけでもなく、どちらかというと自然に還りつつある、というのが正解かも。
一通りの散策を終え、あとはStrahanの港へ戻るのみ。晴れていればもっと良かったかなと思う。天気だから仕方がない。
ラッセル滝経由ニューノーフォークへ
Strahanの港に着き、港の近くでお土産を買い、郵便局があったのでここでもワインを発送。郵便局は郵便・電信オフィスとなっていて歴史を感じる。
Strahanを再び出発。今晩の宿であるニューノーフォークまで約260kmを頑張らなければいけない。。。
一応ハイウェイとなっているが2車線。ただ、街を離れた区域の制限速度は80km/hとなっていて、飛ばすことは可能。野生動物とかには注意が必要なのだとは思う。
道すがら、鉱山や水力発電の施設などが多くあり、すごく自然というところもあれば、人の手が入っているというところもあった。ただ、基本的に街というものはなく、山奥に小さなモーテルとかカフェがあったり寂しい感じのするところがあるのが大陸らしい。
それでなんとか18:40頃にラッセルフォールスの入り口に到着。車を止めて急いで向かう。駐車場から散策路を15分くらい歩く。あたりはまだ明るいが、油断しているとつるべ落としであるので急ぐ。
ラッセルフォールは多段の滝となっていてかなり見ごたえがあった。シャッタースピードを適度に落とすとそれなりの写真が普通に撮れる。
駐車場に戻るとブッシュの中にパティメロンが1匹こちらを向いていた。この旅行で最後に出会ったパディメロンとなった。
ジャンクションモーテル
今夜の宿はNew Norfolkという街のJunction Motelである。いかにも交通の要衝的な場所にあるような名前でよい。
19:50頃チェックイン。レストランのラストオーダーが迫っているということで部屋に入らずにそのままレストランへ。夕食はビュッフェで、ドリンクはバーのところにいってCOD。お肉・デザートなど結構そろっていった。もう少し落ち着いて食べたいようなところではあった。お客さんも宿泊の人なのか地元のレストラン利用なのか結構にぎわっていた。お店の人も親切。
チェックインの時に、部屋の冷蔵庫に牛乳が冷やしてあるから飲んでね!的な案内があった。部屋に行くと普通に牛乳が冷やされていた。こういうの初めて。
翌日はいよいよ帰国日である。
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