南部アフリカ・ビクトリアフォールズ1日目(2006.9.23-30)

2006.09.23

ドタバタで準備し出発

前日は出張で遠くの島にいた。羽田空港についたのが2230。そのあと、半期末なので精算書類を準備する必要があり会社へ。1時過ぎ頃タクシーで家へと急いだ。近くのコインランドリーで洗濯をし、まったく睡眠をとらずになんとか準備終了。

0500頃余裕を持って家を出る。節約したいので、京成で行きたいのだが、徹夜明けで体調を崩しても困るので、渋谷からリムジンバスとする。超高級ホテルのセルリアンからリムジンバスに乗車。このホテルにバックパックはかなり場違いな感じだ。ベルクロークで乗車券を購入。ロビーのソファーで寝ていたら、やがて出発時刻になり呼ばれる。

バスは満席でもなく、そこそこ不快と思わない程度の乗車率で出発。但し、通路を挟んで隣の外国人がずっと携帯で喋っていて、携帯が終わったと思ったら大音量でウォークマンを聴き始めてちょっと参った。が、徹夜明けの睡眠欲はそのイライラに勝っており、起きたら成田空港入り口の検問所だった。パスポートを見せる。

成田空港にくるのは2か月ぶりくらいで、前回と同じ1タミ南ウイングだったので、特に目新しさもなく搭乗手続きへと向かう。一本前のタイ経由シンガポール行きのチェックインの時刻だったので、長蛇の列が出来ていたが、カウンターがたくさん開いていたので問題なく列は進んでいき、無事チェックインが出来た。

BA便はやはりここでチェックインは出来ないらしく、荷物だけスルーできるとのこと。BA便はヨハネスブルグでチェックインする必要がありそうだ。

前回の南米旅行よりも軽いが、それでも結構重いバックパックを預けて、時間がなくてなかなか出来ていなかった、両替をする。ジンバブエでもご多分に漏れず、米ドルが有力みたいなので、以前両替した500USDに加え、さらに500USD、また、シンガポールで少し使うだろうとのことで、10000JPY分のシンガポールドルを、東京三菱で両替。

後は、古い持病の鼻炎の再発、コンタクト用の目薬、栄養補給にリポビタンDを調達した。時間があったので屋上の展望デッキへ出てみる。ボーディングブリッジを離れたNWのジャンボが、トーイングカーに押されて誘導路へ出たと思ったら、またトーイングカーに引かれてピアに戻ってきたのには笑える。さすがNW。

眠いし寒いしなので、そろそろ出国しよう。荷物検査もそれほど混んでおらず、イミグレも問題なく通過。いよいよ気持ちが高まってくるが、この感動を携帯のメールでしか伝えられないのはつらい。42番ゲートへあるく。

SQ便
搭乗した飛行機
成田空港42番搭乗口
搭乗ゲート。情報盛りだくさん

ジャンボの写真を窓越しに撮り、近くの売店でお茶を買ったりする。近くのゲートから出発するLHR行きは修学旅行生がたくさん連なっていった。修学旅行でイギリスとはうらやましい。そのうち、搭乗が始まり機中の人となる。座るなり強烈な眠気がおそってきて、それでも2年くらい前に乗ったSQと同じ非常用設備ビデオだなぁと思いつつ、いつの間にか寝ていて、気付いたら加速を始めていてテイクオフ。

シンガポールの気分

早速、お飲物が配られ始めたので、白ワインを頂く。おいしい。成田でのSQのハンドリングは全てNHがやっているので、搭乗するまではお馴染みの雰囲気ではあるのだが、機中は流石SQの雰囲気。FAの機内の移動が素早く、それでいて丁寧な客対応は非常に好感が持てる。エコノミーの食事もまぁ美味しい。インターナショナルセレクションをチョイス。

何かの影響で15分くらい遅れて到着。出口でシンガポールのイミグレーションフォームをもらい、ゲートを出たところで記入。初めてのチャンギ空港で気持ちが高まる。乗り換え案内のカウンターも他の空港とは比較にならない程広い雰囲気である。ターミナルにずらっと駐機してあるSQの機材も壮観。747、777クラスの大型機ばかり。JNB行きは夜遅くなので、後から空港見学は出来ると判断、すぐにシンガポールへ入国だ。イミグレのおねえさんも質問は無しで、イミグレにおいてあるキャンディーを勧めてくれる。なんとイメージの良い国なんだ。空港のサービスでその国のイメージが決まってしまうことも多いが、ちょっとしたことながら、なかなかのサービスだと思う。

シンガポールではマーライオンが見られればイイやと思っていたので、MRTに乗る。自動券売機では、2ドル札以下しか受け付けないみたいだったので、有人ブースで両替してもらう。買い方は簡単。距離制の運賃だったが、行き先の駅名を押して料金を投入するという感じ。空港線は空いていたが、EW線に入ると結構混んでいた。雨が降っていたが、そのうち止んで一安心。流石赤道に近い国だけあって、湿度が高く暑い。

MRT空港線
MRT空港線。近未来っぽい感じ

ラッフルズセンターで下車し、ガイドブックを見ながら歩いてみる。川沿いには屋台がでていて、アジアっぽい雰囲気で意外だった。日本以外のアジアって来たの初めてだけど。道を渡り、マーライオンの方へ行ってみる。マー君と写真を撮っているたくさんの人達がいた。世界三大がっかり名所の一つだそうだが、それほどガッカリもしなかった。アジア系の観光客が多い。 もちろん日本人も多い。

マーライオン
マー君

シティーホールの脇をすりぬけ、ラッフルズショッピングセンターの方へ歩いていってみる。メシを食べたかったのだが、一人で入れる雰囲気の店が無かったので、空港で食べよう…。スタバのアメリカーノで一服。

次はシティーホール駅からMRTに乗り、再び空港へと戻る。空港線への乗り換え駅には「自殺防止」のための看板があった。やっぱりシンガポールでも多いのか。。

空港へついたが、セキュリティーエリア外のレストランはこれまた混んでいる。特に回転寿司には長蛇の列。早くセキュリティーエリアへ入ろう。出発案内はパタパタ式であり、SQとシルクエアの出発便で埋まっていて壮観だ。朝3~5時台の出発便はないものの、24時間空港の威厳を見せつけられる感じだ。自分の乗るSQ478便は0215発。1時台には福岡、名古屋、関西行きと続々日本行きの夜行便が出発する。

出国審査の係員もこれまたフレンドリーで、JNBと書かれた航空券を手に「これどこ?」と訪ねてくる。一人で行くのか?ともきかれた。余計なお世話だ(笑。突然出国審査なので、他の空港と違った雰囲気を受ける。手荷物検査は各ゲート前にあり、手荷物検査が混雑するということはあり得ないシステム。なかなかイイとも思うのだが、ゲートの数だけ検査機が要るわけで。。。

さて、お楽しみの空港探検。やはり世界のベストエアポートなだけあって、免税店はものすごい広さであるし、インターネットは無料であるし、レストランは24時間営業であるし、トランジットホテルは完備されているしで素晴らしい。早速トランジットホテルへいき、シャワーを浴びる。サッパリ。ワンドリンクサービスもあり、GreenTeaがあったが、どうせ有糖だろうと思ったのでおとなしく水にしておく。その後は無料インターネットへ。日本語入力は出来ないが、日本語表示はOK。適当にメッセージを書き、日本のニュースをチェック。他にも、無料ゲームなどもたくさんあり、時間をつぶすのにはもってこい。

24時間レストランのエリアに行くと、ここにも回転寿司があった。でも客が少なく、ネタがしなしなそうだったのでやめて、チキンのなんちゃらを食べる。アジアの味がした。タレにパクチーが効いているのだがどうも好きになれない。 個人的には、Fish&Chipsで生ビールと行きたかったのだが。。。

チキンライス
夕食のチキン

SQの他に、JLやNHの日本行きもこの時間に頻発しているので、日本人率が非常に高い。しかも日本人は無料インターネットでみんなmixiしている。さらに暇なので、1タミの方へも歩いて行ってみる。1タミ側も免税店がたくさんあり、カフェなども多くあった。屋上にはプールもあるはずだ。

Carlsburgというビールの生が飲めるところがあったので、そこで一杯。1時間くらいここで粘る。眠くなってきた。シンガポールドルはもう使わないであろうので、両替所で全てUSDにかえて、1タミ側へ戻る。1タミの出発案内を見ると、0255にハラレ行きがあるみたいだ。シンガポールからジンバブエに直行しているということを知らなかったのでこれは驚きだ。ただ、日本でチケット手にはいるのだろうか?

1タミへは連絡電車で戻る。

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