前提
- コロナのせいでパスポートが切れた
- マイナポイントに目がくらんでマイナンバーカードを作った
ということで、パスポートを申請したのでメモ。
マイナンバーカードは使える
マイナンバーカードがあると、パスポートセンターへ行く回数が減るとどこかで聞いていたので期待していたが、それは更新申請の時のみ。今回は旧パスポートの期限が切れてしまったので、新規申請の扱いとなり、申請書の提出と受取で結局2回出向く必要あり。
ただ、以前と比べて戸籍謄本の取り寄せは格段にラクになった(後述)。
申請書の提出時には本人確認書類が必要だが、もちろんマイナンバーカードも使える。特に子供の身分証明書としてわざわざ母子手帳と健康保険証のセットを持って行かなくてもよいので荷物とリスクは減るだろう。
マイナンバーカードで戸籍謄本をとる
これまで、自分の戸籍が遠隔地の場合(当方の場合は長野県)には、実家にお願いして取りに行ってもらうか、返信用封筒と定額小為替を同封して本籍地の自治体に申請するという方法だったが、コンビニのコピー機で簡単に取得できるようになった。
以下コンビニのコピー機で取得する流れ。
- 「利用登録申請」をする
- なぜこのステップが必要なのか分からないが、自治体へ申請をして受理されると証明書交付サービスが受けられるということになっている
- 「利用登録申請」はコンビニのコピー機で可能だが、本籍地情報などを入力する必要があるため画面操作が面倒
- 自分が行ったのはセブンイレブンだったがこちらではすべて手入力だった。ローソンとファミマは運転免許証のICチップ情報から戸籍情報を読み込むこともできるらしく、そちらにすればよかった(手間の観点ではなく技術的興味による)。ただ、免許証の暗証番号もうろ覚えなので結局ダメだったかも
- 申請結果が届く
- 利用登録申請時に表示された申請番号を確認サイトに入力すると受理されたかどうかが分かる
- 3営業日以内と案内されたが、自分の場合は1営業日で受理された
- 戸籍謄本を取得する
- マイナンバーカードを携えて、再びコンビニへ出向き戸籍謄本を出力する。ローソンへ行ったが問題なく取得できた
- ちなみに、違うコンビニだったが、画面のUIはセブンと全く同じだった。フロント画面の責任分界がどうなっているのかは結構興味深い
- パスポート申請では戸籍抄本は使えなくなったので戸籍謄本を出力しなければならない(パスポートセンターに行ったとき、隣の窓口に並んでいた人が戸籍抄本を持ってきてしまったらしく、ちょっとコンビニに行ってきます、といって去っていった。マイナンバーカードがなければまた大変なことになっていたに違いない・・・)
このあたりの公式説明は地方公共団体情報システム機構のホームページを参照した。
写真を撮影する
写真の仕様は以前と変わっていないため、カメラのキタムラで撮影してもらった。チェックが厳しいのでここはプロにお任せした。
パスポートセンターで、スマホの自撮りではないですね?と聞かれたので、トラブルが多いのかしら。
パスポート申請書に記入する
ここも10年以上経過でずいぶん変わっていた。
まず、パスポートセンターのホームページを見ると、申請書が不足していますと書かれている。昔は近所の区役所に用紙が置いてあった記憶があるが、別件で近くに行ったときに尋ねたらおいてないとのこと。
で、よくよくホームページを調べると、外務省のホームページでPDF申請書が出力できるようになっていた。パスポートセンターで入力間違いを気にしながら記入しなくてよいのでかなり便利!
以下、入力時の注意点。
- PDFの保存ができない?
- あまり深く調べていないのだが、どうもそうっぽい
- なので、署名の記入をミスった時のことを考えて、画面を閉じずに署名して、署名に満足が行かなったら再印刷をしたほうがよい
- パソコンに入力できない漢字(一般にJIS第1水準、第2水準以外)を使う場合
- 自分の戸籍上の氏名にはそういう漢字が含まれているのだが、その場合は当該文字の代替としてアスタリスク(*)を入力し、PDFの印刷後に*の脇に手書きで記入することになっている
- 印刷品質
- 通常の印刷モードだと文字に汚れのような不要な線が入ってしまったりしたので、「きれい」モードで印刷したら解消した
- 写真
- 写真は貼らない。パスポートセンターにて、両面テープをつかって担当係の人が貼ってくれる
持ち物チェック
パスポートセンターは遠いので、何か忘れ物をした場合に取りに戻ってくることができない。申請書・本人確認書類・写真・旧パスポート を準備した。
パスポートセンター
神奈川県パスポートセンター 川崎支所のほぼ一択。申請は休日に窓口が開いていないため、会社を休んでお出かけ。年末に向けて混雑を覚悟し、9時から受付開始ということであったが、8:58くらいに到着したら受付番号は3番だった。
パスポートの本人確認書類は結構いろいろなものが使えるようになっており、10年前と同様に無線従事者免許証を引き出しの奥から引っ張り出してきて持って行ったのだが、旧パスポートが失効後6か月以内だったため、こちらが本人確認書類となり、無線従事者免許証は要らないということになった。。。
しかし、この本人確認書類の基準って何なんだろう・・・
4人分を同時申請して所要時間は20分強。受理番号とかくるくる回す日付印みたいなヤツをたくさん捺していた。結構手作業が多いんですよ、、、と担当の方はおっしゃっていた