滋賀・琵琶湖・比叡山 2日目(2023.11.3-4)

2023.11.04

琵琶湖畔を北上

琵琶湖マリオットホテルをチェックアウト。

琵琶湖マリオットホテルを出発した後は、琵琶湖畔に沿った県道559号線を北上。ビワイチのコースとして、自転車が歩道も車道も走れるようになっている。走行帯もしっかりしておりかなり走りやすそうだ。

結構いろいろなリゾート的な宿泊施設もあるのだなと思いながら北上。

自転車が走行しやすいようになっている琵琶湖畔の道
自転車が走行しやすいようになっている琵琶湖畔の道
多景島
おそらく多景島

朝のビュッフェがお腹にしっかり残っていながらも、近江ちゃんぽんを昼食として頂くことにしているので、長浜市内の国道8号線へ入ってお店へ。

開店直後のお店で近江ちゃんぽんをいただく。本当はもっと空腹のときに来たかったのだが、からあげとちゃんぽんのセットをいただく。

ちゃんぽん亭長浜バイパス店
ちゃんぽん亭長浜バイパス店

琵琶湖に浮かぶ竹生島

食べ終わった後は、琵琶湖に浮かぶ竹生島へ向かうべく長浜港へ。

長浜港の駐車場がいっぱいだったが、港の行き止まりまで行って折り返すまでに空きができ車を止めることができた。出航が12:30だったと思っていたら12:20で滑り込みで何とか乗れた。良かった。

長浜港
長浜港を出港

湖上はベタ凪で全く船酔いの心配もない。船内のシートもなかなかゆったりしたつくりで、竹生島には30分ほどかかるためしばらく寝ていくことにした。スヤスヤ。

竹生島は数週間前にテレビ東京の充電させてもらえませんかの出発点となっており、興味がわいていた次第。信仰の場所ということで島の急峻な地形にお寺と神社の建物が所狭しと並んでいる。

竹生島
竹生島に接近

島に到着後、持ち時間は90分。これが多いのか少ないのかよくわからなかったが、島に2件あるお店のうち、一方のおでんを食べたかったので先にお店へ。店内でおでんと甘酒を頂く。基本的に、帰りの船の待ち時間での利用となるためすこぶる空いていた。

野坂みやげ店のおでん
野坂みやげ店のおでん
竹生島港から宝厳寺方向を見上げる
急峻な地形に多くの建造物が建つ

入り口の自動券売機で拝観料を支払い、急な階段を上ってまずは宝厳寺へ。お線香を納めたりする。

宝厳寺
宝厳寺

それぞれのお堂を移動する通路の階段が急であり、転倒が直骨折につながるので慎重に移動。

竹生島の急峻な地形
急な階段を移動する

重要文化財や国宝が基本となっており、こういうところ来るのは久々だなーと思いながら歩く。

宝厳寺唐門・観音堂
宝厳寺唐門・観音堂は色彩がきれい

特に懸崖造りの舟廊下は桃山時代の建造ということだったが、当時これを設計した人はすげーなと思いながらじっくりと眺める。この舟廊下でお寺と神社が連結されているわけであるが、当時は神仏の境目が今よりもはっきりしていなかったはずではあるが、どのような意図で組みあげたのか、というところを考えるのがまたよい。

竹生島神社と宝厳寺を結ぶ舟廊下
舟廊下の外観。桃山時代の建造
竹生島神社と宝厳寺を結ぶ舟廊下
舟廊下の内観

そして、竹生島のお楽しみかわらけ投げへ。

素焼きのお皿に名前と願い事を書き、遠方の鳥居に向かって投げて鳥居をくぐれば願いが叶う、というアトラクションである。自分の投げたのはあっちの方向へ行ってしまったが。

竹生島のかわらけ投げ
名物かわらけ投げはこちら
竹生島神社竜神拝所
竜神拝所。鳥居に向かってかわらけを投げるところ

これで一通り回ったはずなので、今度は舟廊下の下を回って港のほうへと戻る。圧巻の懸崖造。

竹生島神社と宝厳寺を結ぶ舟廊下
舟廊下をしたから眺める。懸崖造
竹生島港
数隻の船が停泊。神社所有の船もある

一周して港まで戻り、コーヒーを飲んだりしながら帰りの船を待つ。90分あればかなりじっくりめぐることができることも分かった。

帰りの船は臨時便と言っていて、回送でやってきた。すぐに乗船可能。

長浜行きの船
帰りの船がお迎えに来た。臨時便と案内していた
湖上から眺める竹生島
本日巡った竹生島が一通り眺められる

島全体に建造物があるというわけではなく、巡ることができるのは島のほんの一部分。他の部分には何か残されているのか、はたまた完全な自然の状態なのかは気になるところ。

竹生島
さようなら竹生島
琵琶湖上からの伊吹山
遠くに伊吹山が見える

時速30キロくらいで長浜港へ。

長浜港観光船のりば
出発時はドタバタでゆっくり眺められなかったのりば

ちゃんぽんから効率よく動けており、まだ帰りの新幹線には余裕があるのでこの後は木之本宿へ向かう。

木之本宿で買い物

途中、道の駅湖北みずどりステーションで休止を挟みながら北上。北陸本線木ノ本駅の脇を通り、旧北陸道の木之本宿へ。ここには古い酒蔵や醤油醸造店などがあり買い物をする。

まずは、山路酒造を訪ねる。こちらは店の北側に駐車場あり。登録有形文化財の古い建築で490年間酒造りを行っているとのこと。女将さんにご対応をいただき、おすすめいただいた創業490年記念の純米大吟醸、ふつうの大吟醸、ひやおろしと、桑酒を購入。持ちきれないので送ってもらう。

山路酒造
北国街道醸造元山路酒造

続いて白木屋醤油店へ。こちらも登録有形文化財。江戸時代とのこと。一升瓶のおしょうゆはさすがに買えないので小瓶を購入。店の前にある社がまた良い。一間社流造。

木之本宿の白木屋醤油店
木之本宿の白木屋醤油店

最後は冨田酒造。七本槍の醸造元である。こちらも登録有形文化財。軒先に大きな杉玉が。こちらではここでしか買えないらしいにごり酒を購入。火入れしてあるので常温OKとのことで、箱に入れていただき持ち帰る。

冨田酒造
七本槍醸造元冨田酒造

しかし、木之本宿は昔の雰囲気をかなり色濃く残しており、あまり有名ではないのはやはり五街道でないからだろうか。。。重伝建でもないみたい。明らかに昔の街道筋であることがわかる街並みであった。この短時間で歴史のあるお店を立て続けに3軒お邪魔することができた。

夕食はびわこ食堂でとりやさい味噌鍋を食べることも検討したが、食欲的に微妙なところだったのでまたの機会として、とりやさいみそだけ先ほどの道の駅で買ってきた。自宅で楽しもう。

帰宅

食べられる量が調整できる長浜市内の回転すしで夕食をいただき、市内のイオンでお土産を買い足し、レンタカーの給油をして米原駅へ戻ってくる。

少し早く到着しすぎたが、どのくらいトラブルを見込むかでなかなか難しいところではある。駅構内のベルマートでお酒とおやつを調達して、ひかり664号を待つ。EX予約でSuicaを登録して乗車してみたがこれは発券不要ということですこぶる楽。

米原駅の新幹線ホームには井筒屋の立ち食いそばスタンドがあったが、今は営業していないみたい。営業していたら絶対にいただいていたが。貼り紙によると当面営業休止ということであったが、望みは薄いかもだがぜひとも復活してほしい。

井筒屋新幹線コンコース休業のお知らせ
井筒屋新幹線コンコース休業のお知らせ

スジャータのアイスはないが、セブンティーンアイスの自販機はあった。

米原駅ホームの17アイス
スジャータのシンカンセンスゴクカタイアイスはないが17アイスはある
米原駅に到着したひかり
米原駅に到着したひかり

居酒屋新幹線で新横浜までビューン。眠くなるかと思ったがそうでもなくずっと起きたまま到着。

新横浜に到着したひかり
新横浜に到着したひかり

1泊2日だったが中身の濃い滋賀旅行であった。いつかビワイチもやってみたい。

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