2005.03.11
激揺れ
移動時間はNRT→YYZと殆ど変わらないのだが、YYZ→SCLは南北方向への移動となるために時差があまりない。というわけで、ボケることもなく朝の0600頃起床。となりのお兄さんが太平洋にそって飛んでいると教えてくれる。朝食はスパニッシュオムレツ。後方座席のためにまたチョイス出来ず。着陸直前に結構揺れ出す。慌てて点灯するベルトサイン。慌てて着席する乗客。今回も何度かストーンと落ちた。FAのおばちゃんが吹き飛ばされそうになっていたので、横の人と一緒におさえる。
そんな揺れの中、入国書類が配られる。書類は2枚。イマイチ分からない項目があったので、隣のお兄さんに教えて貰ったりする。なんとか書ききって着陸。この便はSCL経由ブエノスアイレス行き。隣のお兄さんはブエノスアイレスまで行くという。降機後、お互いにメアドを交換して別れる。carisとははぐれたままだったが、入国審査の列で見付けた。チリ人は綺麗だというが、いきなり入国審査のおねーちゃんも綺麗だった。
サンティアゴ市内にて
チリペソを全く持っていなかったので、ここで両替をする。隣の人が「ここは高いよー」と言うので、60USDだけ替えておく。その後、荷物をピックアップ。歩き方で市内行きのバスをチェックしてそれを目指して行くことにする。ゲートを出ると、タクシーの客引きがものすごい勢いで寄ってくる。片言の日本語を話す運転手もいるが、とりあえず断りつつバス乗り場へ。バスは乗車時に1100CLP支払う。日本円にざっくり換算して220円。激安だ。バスもそこそこ綺麗で、旅行者はあまり使っていない模様。主に空港スタッフの通勤用という感じだった。
とりあえず、バスの終点まで乗っていき、そこから歩いてロンプラに乗っているRondresという宿に向かってみることにする。祭りかなんだか知らないが、頭に卵をぶつけた学生達の集団に、なんども金をくれと言われた。言われるだけならいいのだが、これがまたクサい。適当にあしらいつつ、チリ大学近くの宿に到着。近所にネットカフェがあることも確認。部屋を見せて貰うと、ツインルームで1600CLPとのこと。まぁ良さそうなので決めてしまう。
宿帳に記入をしていると、日本人が泊まっているらしいことが分かる。と言っていると、その日本人がやってきたので、少し話す。彼は大阪から来て、ペルーからボリビアを通過してきてチリに到達したらしい。コチラはあしたからイースター島ということを伝えておく。彼はランドリーサービスの場所を聞いて洗濯に行ってしまった。我々も宿帳記入したら出発。
今日しなければならないことは、イースター島から帰ってきた後のカラマ行きのバスの手配、チリペソの両替である。先ずはバスの手配をするために、アラメダ・バスターミナルへと向かう。U. de Chile駅から地下鉄でU. de Santiago駅へ。サンティアゴの地下鉄は均一料金で、ラッシュアワーには値段が上がる。切符は基本的にカウンターで購入する。均一料金なのだから、単機能な自動券売機でもおけば、カウンターに座っている人の人件費がかなり削減できそうな気がした。ちなみにICカードも使えるらしい。自動改札前部には読みとり機がくっついていた。
地下鉄も綺麗である。治安も良さそうな雰囲気。車両にも落書きとかは一切無い。ホームの天井は高く、大阪の地下鉄みたいだ。
バスターミナルに到着すると、まず両替所Cambioを探す。レートがイマイチなのと、Amexが替えられないので中止する。その後案内所でCalamaまでの情報を収集…しようと思ったら、完全に英語が通じない。16日発の時刻が知りたいというのも理解してくれない。ので、ノートの隅に日付を書くことで理解してもらえた。0930発があったので、これにしようということになる。チケットカウンターは別にあったので並ぶ。ここでも理解してもらえないことが想定できたので、あらかじめ紙に記入して待つ。で、紙を差し出すと一発で理解してもらえた。19100CLPだった。そのカウンターのお兄さん、地図を引っぱり出してきて、ここは絶対に行くべきだといって、アタカマ砂漠を指す。そこは元々行く予定だったので期待が持てる(でも結局いかなかったが)。
一旦地下鉄で宿に戻り、Cambioの場所をマスターに教えてもらう。市内に行くから治安に十分気をつけるように言われた。そんなに危険なのか。Cambioの場所へつらつらと歩いて行ってみる。人通りはそれなりに多い。そのうち、Cambioがたくさん並んだ通りに出る。その中から、宿のマスターに教えて貰ったトコロに入り両替。ここで、carisが50USDのT/Cを替えようとするとなにやら店のおばちゃんが出来ないみたいな事を言っている。よく分からないと言っていると、後ろに並んでいたチリ人のおばちゃんが通訳してくれた。このおばちゃん日本に住んでいたこともあるそうで日本語がそれなりに話せるので助かった。自分はT/Cは殆ど持っていなかったので現金で両替。この店は、T/Cのレートの方が悪くなっており、要するにコミッションを取られた形になる。日本語のおばちゃんも、治安が悪いから気をつけるようにとのこと。
その後、中央市場の方へ言ってみる。客引きが大量にいて、しかも中途半端な日本語で話しかけてくる。その後カテドラルへ行ってみる。それなりに広かったんだけど、奥の方は工事中だった。その後駅へ戻って飯を食べに行く。歩き方によると新市街の方に飯屋がたくさん集まっているということなので、地下鉄で出発。その中の1件に入る。テレビでは、リーガエスパニョーラの中継を映していた。いや、時間的に中継じゃ無いかもだけど。ケバブ+ビールを飲んでみる。carisはタコスとビール。ビールは2人とも違う銘柄にしてみた。carisの注文した方がややクセのあるビールだった。なにか物足りないということで、そのあとピザを追加注文したら、これが喰いきれなかった。かなり重かった。この辺りには日本人いなかった。
今日はこれにて終了。地下鉄で部屋に戻ってバタンキュー。