北京の世界遺産 3日目(2007.7.16)

2007.7.16

朝食

朝6時に起床。実は朝食付きのステイであるので、7時に朝食へと向かう。フロントで朝食券を受け取ってレストラン(?)へ。中国らしい、区分けトレーを受け取る。うーむ。バイキング形式か。肉まん、おかゆ、揚げパン、ゆで卵、漬け物らしきものなど、いろいろあったが総じて自分のお口には合わなかった。揚げパンのみ揚げたてでまぁまぁうまかった。

中国のホテルの朝食
宿の朝食。バイキング形式。

故宮博物院

8時前にチェックアウト。一昨日預けたデポジットを返してもらい荷物を担いで故宮博物院へと向かう。バス停では1区間だけだが、結構距離はあるのでバスに乗る。北京のバスは安くて便利。

天安門
天安門。世界人民大団結万歳。

天安門にはすでにものすごい人がいたが、めげずに中へ入る。天安門の上にも上がってみたかったが、結構人が並んでいたのでまぁあとからでいいやと思い、先に進む。その代わりに、端門は空いていたので10人民元払って上ってみる。ちょっと高いところに上ってみると、故宮が遠くまで見通せる。あれも故宮の一部であろうという屋根が遙か遠くに見えるぞ…。とはいえ、端門の上は半分以上がお土産屋さんになっていた。しかも、メインの故宮とは別料金のため、ガラーンとしていた。端門を後にする。

午門の両側に入場券売り場がある。60RMBである。最後、人民元残しておいてもアレなので、日本語ガイド機を借りることに。こういうところでガイド機を借りるのは、自分の旅行ではかなり珍しいことだ。そして、午門から入場。

午門
午門。

入場すると、すぐに金水橋がある。次の太和門は工事中。それにしても広いしでかい。中国人は多いものの、日本人やら韓国人やらいろんな国の人が入り乱れており、世界的な観光地であることを認識する。太和門の次は、太和殿であるが、これも工事中。しかし、太和門から太和殿にたどり着くのも遠い。太和殿は3段の基壇の上に建てられており、これの実物が見られたらさぞかし壮観なんだろうと思う。これぞビッグスケール。

太和殿
太和殿。工事中。ラストエンペラーの有名な広場。
太和殿の裏側
太和殿の裏側。

その後は、中和殿、保和殿へとすすみ、内廷へと進んだ。それにしてもあまりの広さと建物の多さにヘロヘロになってくる。建物も豪華ではあるが、さすがにここには住みたくないな…というのが正直な感想である。

いくつかエアコンの効いた展示館があったが、そこに入るのはとても癒された。それでも、2時間以上ウロウロしたのでそろそろ空港へ行かなくてはいけない。

ということで、再び南へ向かって歩く。午門を出たところで、「ニホンゴガイドイラナイ?」と声をかけてくる人がいた。おー。よく日本人とわかったな。

天安門を出て、地下鉄天安門西駅から地下鉄に乗る。そのまま北京駅へ。北京駅も人で賑わっていた。そのまま停まっているバスへ。再び16RMB。ほぼ満席状態で出発である。故宮の疲れでいつの間にか寝ており、起きると空港の近くになっていた。よくよく見ると、地下鉄(この辺は地上だけど)の工事をしている。空港まで鉄道でつながるときっと便利になるだろう。そんなこんなで空港着。ものすごい混雑ぶりだ。

不思議な建物
不思議な感じ。
地下鉄の天安門西駅
地下鉄の天安門西駅から。。
北京駅の近く
北京駅の近くから空港バス。
北京首都国際空港の内部
空港着。

まぁ時間があるだろうという読みで、階上のレストランへ入る。チンタオビールと骨付きチキンを注文。歩き疲れた身体にビールが染みる。

北京首都国際空港のレストランの料理
ビールはうまかった。

その後はチェックイン。とはいえ、中国は税関が先。税関通過後にチェックインカウンターがあるのだ。JALカウンターに適当に並んで無事チェックイン完了。あとは遅れない程度に搭乗ロビーへいき、自動販売機のコーヒーで一息。

定刻に搭乗開始となる。B747なのでそれなりにたくさんの人がいた。帰りの機内食はこんな感じ。

小海老のクリーミーカレーソース 御飯添え
ポテトサラダ スモークサーモンと小エビ ハム
日本そば
和菓子
味噌汁
コーヒー 緑茶

メニューには味噌汁とあったが、今回も味噌汁にはありつけず。赤ワインを頂いていい気分ですやすや・・・。そして、無事成田34L滑走路に到着。新宿行きのリムジンバスで帰宅。

JALの機内食(北京ー成田)
帰りの機内食もうまい。

総括

今回は、1発の旅行で5カ所の世界遺産を訪問。頤和園やら天壇公園は大したこともないだろうと思っていたのだが、そこは大きな誤解であった。やはり世界遺産はすばらしい。

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