世界遺産ミーソン遺跡 ダナン4日目~ベトナムダナン旅行2024

2024.1.4

ミーソン遺跡の訪問の仕方

ダナンから日帰り訪問ができる世界遺産は3か所あり、前日に行ったホイアン、今回は行くのを断念したダナンの北のホイヴァン峠を越えていくフエ、それからミーソン遺跡(My Son Sanctuary)である。ミーソン遺跡はダナンから割と近いがホイアンよりは遠い。車で40分ほどかかる。Grabで行く手段もあるが、やはり帰りの手段の心配はある。それから遺跡見物になるのである程度の解説をしてもらってもよいと思う。

というわけで前日の午前中にベルトラで日本語ガイドツアーを探して予約をした。ベルトラのサイトからは滞在中のフラマリゾートはエリア的にピックアップ外のように読めたのだが、特に問題なくホテルロビーでのピックアップ時刻が指定された。どのツアーもそうなのか、ミーソン遺跡がダナンの南方にあるため、行く途中にホテルがあるから、ということなのかはよくわからない。

ホテルロビーでピックアップされ出発

ホテルの部屋から朝食会場は遠かったので、朝食後そのままツアーに参加できるように準備。ピックアップ時刻は7:45と割と早めの時間が指定されている。ホテルロビーで座ってぐうたらしていると、7:30過ぎにガイドの人がやってきて話しかけてくれた。

ダナンではよく見るベンツのバンにのって出発。すでに2名のグループが乗車しており、さらに別のホテルから3名が乗車するとのことであった。トータルで3グループである。

ミーソン遺跡ツアー車内
ミーソン遺跡ツアーに出発

ローカルなベトナム

最後のグループをピックアップして、ミーソン遺跡へとひた走る。広い道から線路わきを通ったり、高速道路?的なところを並走したり進む。道沿いにはいくつもの街があり、いろいろなベトナムっぽい店が並んでいて楽しめる。

ベトナム鉄道の線路
ベトナム鉄道の線路横断
道端の肉屋と八百屋
道端の肉屋と八百屋
道端の食堂
道端の食堂
道端のバインミー屋
道端のバインミー屋

ミーソン遺跡到着&入場

40分ほどかけてミーソン遺跡に到着。ガイドさんが入園券を買っている間にトイレ。この先にあるのかはよくわからない。雨が少し降っているのが気になるところ。

ミーソン遺跡入口
ミーソン遺跡入口のゲート
ミーソン遺跡入口の橋
ミーソン遺跡入口の橋

入口のゲートをくぐるってしばらく進むと電動カート乗り場があり、全員乗るように言われる。こういうシステムは便利。

ミーソン遺跡まで向かう電動カート乗り場
遺跡まで向かう電動カート乗り場

かなりスピードを出してグイグイ坂を上っていく。これを歩くとなったら結構キツイわ。夏場だったらなおのこと。夏場の観光は結構キツいとガイドさんも話していた。

カート到着地点にいくつかお土産や軽食を食べられるところがあるが、雨具は売ってない。。。雨は若干強さを増している。ここから歩きのようだ。見学するのはBCDエリアとのこと。

ミーソン遺跡案内板
カート降り場にあったミーソン遺跡案内板

道を歩いていると道端にローカルな売店を発見。ここでポンチョを売っていた!ので購入。これでなんとか雨はしのげそうである。

ミーソン遺跡BCDエリア

途中に橋が架かっており、そのわきに何やらロープが渡されている箇所がある。大雨が降って増水した場合でも作業員がこのロープをつたって渡れるようにしているとのことである。なんともワイルド。

グループCエリアは、8世紀から12世紀くらいの遺跡。ベトナム戦争で破壊されたミーソン遺跡の中でも割と残っているエリアだそう。

ミーソン遺跡
ミーソン遺跡
ミーソン遺跡
ミーソン遺跡の像は顔が破壊されている

ところどころ故意的に破壊された跡があって痛々しい。ただ、アンコールワットよりも古いということでそこは感心するし、ベトナム人のガイドさんも誇りに思っているような説明の雰囲気を受けた。

ミーソン遺跡の風景
かなり破壊されてしまっている

日本でこのようなレンガ積みの建物は地震で残らず、古い建築といえば木造であり、木造はしっかりお手入れされないと残らないので割と新鮮な感覚も覚える。

ミーソン遺跡
歴史を感じさせる建物

詳しく解読されていない古い文字盤もある。

チャンパ文字
チャンパ文字というらしい

像のいくつかは博物館に移設されたものもあり、その跡地にはその旨が表示してあった。

ミーソン遺跡
顔が破壊された像

説明を聞いて一番感心したのは、レンガ積みの品質である。一見新しく見えるレンガのほうが実は古く、レンガ積みの精度とくっつける素材がとても優れているとのこと。日本で見るレンガ建築はせいぜい明治時代のものであるので、ここまで古く残っているレンガ積みの建築というのは珍しく見える。

ミーソン遺跡の年代の異なるレンガ
左のレンガのほうが新しいと思いきや、こちらがオリジナルで右側が修復されたほうなのだとのこと
ミーソン遺跡の緻密なレンガ積み
緻密なレンガ積み

BCDエリアに来たのは我々がほぼ一番乗り的なツアーグループだったが、その後はいろいろな国の人がガイドツアーで訪れていた。見た感じ、個人で来ている人はほぼ見当たらなかったように感じた。

9:40くらいに一通りのガイドは終了し、10時からチャムダンスのステージが開催されるのでそれを見た後にステージの建物の近くに集合ということで自由時間となった。なるほど、早い出発時刻はダンスショーに合わせてあったのだなとわかる。

急に放り出された感じなのでひとまずAエリアへ行ってみる。

ミーソン遺跡Aエリアとチャムダンス

Aエリアにも少し赤色の濃いレンガ積みの建物がある。確かにBCDエリアと比較すると破壊されているように感じる。適宜写真を撮って退散。劇場へと戻る。

ミーソン遺跡Aエリア
Aエリア

10時少し前に劇場に戻ると人が結構集まりつつあったがまだ席を確保することができた。そのうちチャムダンスショーが始まる。

これが割と曲も含めてよかったと思った。3曲ほどのショー。

ミーソン遺跡のチャムダンスのショー
チャムダンスのショー

ショーが終わってツアーの人がまとまって集合し駐車場のほうに戻っていく。雨はかなり小降りになった。雨具の心配はいらない程度。再びカートに乗って駐車場へ戻る。帰りのカートはショー見終わりのツアーグループが多くかなり混雑していた。かなり飛ばすカート。

ミーソン遺跡のHエリアに向かう道?
Hエリアに向かう道?

ダナンへ戻る

カートを下車し、来た道を歩いて戻って駐車場へ。多くのバンや大型バスが駐車しており、一大観光地なのだというのがわかる。タクシーの電話番号らしきものの看板もあったので、おそらくタクシーやGrabも呼ぶことができそう。

トイレ休憩となり、同じバンでダナンへ戻る。

ミーソン遺跡の駐車場
多くのツアーバスが止まる駐車場

帰りも全く同じ道を戻るので、同じ景色を楽しむことができる。ドライブという観点でもこのツアーはなかなかよかった。ローカルのベトナムを感じることができる。

ミーソン遺跡へ向かう道
ミーソン遺跡へ向かう道
ベトナム道端の基地局
道端の基地局
ベトナムのガソリンスタンド
ベトナムのガソリンスタンド
ベトナム道端の自転車屋
道端の自転車屋
ベトナム道端のドレス屋
道端のドレス屋
ベトナム道端の遊園地
道端の遊園地。営業しているかはよくわからない
ベトナム鉄道と並走
ベトナム鉄道と並走

車窓が面白くて昼寝もしないままにホテルに到着。12時ちょいすぎであった。

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