いわきマリンタワー・アクアマリンふくしま ~2024福島旅行1日目

2024.2.24

旬のあんこう

前回のベトナム旅行から間もなく2か月経過しそうであり旅行熱が再燃。ターゲットは2月の3連休。直前に行くことを決めたので宿泊先はすでに埋まっている。キャンセルが出そうな数日前から楽天トラベルを検索しまくり宿のあたりをつける。

1年ほど前に大洗へ日帰りで行ったときにあんこう鍋をいつか食べたいと思っていた。温泉のかけ流しとあんこう鍋の両方が楽しめる宿を発見し、即座に予約。通常のあんこう鍋プランもあるのだが、「あんこうのどぶ汁」という郷土料理的なものに変更をして予約。

3連休の後半2日を使っていく。結論、1日目は雪が降っていたので後半2日にして正解。結果論ではあるが。

北上

朝の9時頃に自宅を出発。首都高で都心を縦断し6号線から常磐道へ向かうルート。天気は良好。

首都高速6号向島線浅草付近
首都高6号を北に進み…

途中、事故か何かで渋滞はしていたが、そのほかは問題なく北上。磐越道の110km/h区間も快調に飛ばし、途中のPAでお菓子を買って食べたりして進む。

常磐道美野里パーキングエリア
美野里パーキングエリアでヤスモッカ

小名浜で海鮮

いわき勿来ICで常磐道を下り、快適な下道で小名浜市内を目指す。昼食は適度に検索した小名浜港近くの鮮魚食堂うろこいちへ。

店前の広い駐車場は満車だったが、少しぐるっと回ってUターンしてきたら数台が空いた。ただ店内はそこそこ待ちそうな感じ。1階のほうにはいったら2階で並んでほしいということで2階へ。名前をかいてしばらく待つ。

店内は広くてそれなりに回転しており、思ったほど待つことはなかった。

いわき市うろこいちの外観
趣のある外観

メニューはいろいろがあるが、ここではお刺身を食べておく。

14時頃着丼。刺身定食も海鮮丼もネタが大きくコスパはよかった。海鮮丼の御飯は酢飯だが、普通の御飯にもしてもらえるようだった。この日のネタは、まぐろ、ほたて、かつお、タコ、赤海老、イカで、かつおはタイミングによって、タタキも生もどちらの可能性もあったみたい。

事前に小名浜港の名物を調べてこなかったので、うに丼とかにはしなかったが、後から調べるとうに丼でもよかったかも。。。

味噌汁がカニ汁というのがまたよろし。

店の回転は良かったが、我々より後に来た人たちは結構売り切れですと言われているようだった。

いわき市うろこいちの刺身定食
刺身定食。エビがでかい
いわき市うろこいちの海鮮丼
海鮮丼。エビがでかい

いわきマリンタワー

小名浜に来るのは初めてで、水族館ももちろん行きたかったが、天気も良いし、あたりがどのようなところかを把握するためにいわきマリンタワーに登ることにした。いわきマリンタワーは広大ないわき市の三崎公園内にある。小名浜港からトンネルをくぐって、坂を上っていくとタワーがそびえている。タワー以外にも広大な公園が広がっており、レストランなどもある。素晴らしい公園だというのがわかる。

いわきマリンタワー
突如そびえるいわきマリンタワー

駐車場に車を停めて、マリンタワーへ。タワー自体は1985年竣工でわりと古いが外観からはあまりそれを感じない。高さは59.99mだが、立っている場所自体の標高で稼いでおり、てっぺんの標高は106mとのこと。

入口の券売機でチケットを購入し、1基あるエレベータで登る。階段も利用可能。

いわきマリンタワーのエレベータ操作盤
エレベータ操作盤。エレベータは1基

展望室だけではなく、屋上へ出ることも可能。屋上ぜんたいが傾斜のある造りとなっておりこういう展望台は初めてかもしれない。小名浜港の全体が見渡せるのはもちろん、北のほうも海岸線が見渡せる。広い公園はもちろん。

いわきマリンタワーから小名浜港方面
小名浜港方面を望む。中央左に見えるのが小名浜マリンブリッジ
いわきマリンタワーより北方向を望む
北方向竜ケ崎方面を望む

しっかりと景色を堪能した後は階段で下りてみる。階段の部分は海の勉強室となっており、これがまた歴史を感じさせる空間。

いわきマリンタワーの海の勉強室
エレベータに乗らずに階段で降りようとすると海の勉強室を通過できる

基本的に、時代が東西冷戦時代で停止しているようで、ソビエトという国名が各所に登場していた。

いわきマリンタワー海の勉強室のパネル
海の勉強室で勉強できること。統計データを引用する場合は時期を書くべきということを暗に我々に教えてくれる

お客さんは割とコンスタントに来ていたマリンタワーであった。来た道を港方面へと戻る。途中短いトンネルを通るがその入口の所に、東日本大震災の津波浸水深の表示があった。

アクアマリンふくしま

イオンの前の交差点を左折。明日マラソン大会があるようで、広い駐車場の一部の制限が始まっているようであった。アクアマリンふくしまの駐車場は特に問題なく入れた。随所に空き区画もあり難なく駐車。

マリンタワーから駐車場に向かう時に歩きスマホでチケットを購入済みであったので、受付でそれを提示して入館。ただ、入場券売り場の列はなかったので現地購入でもよかった模様。

いきなり水族館かと思いきや、結構陸上の動物も飼育しており、カヤネズミやフクロウ的な鳥、昆虫などもいた。カワウソも人気。

いわきマリンパークのフクロウ
フクロウ的な鳥

水族館の本館も適度に混んでいるような状況だが、魚はゆっくり見ることができた。

アクアマリンふくしまのフグ
フグ

良好な漁場であるいわき沖を再現した潮目の海、その中にはイワシの群れ。マイワシとカタクチイワシの両方が飼育されているよう。

アクアマリンふくしまの常磐ものの展示
常磐もの。おいしそうなおさかながたくさん

よく見るとチンアナゴがいたり。

アクアマリンふくしまのチンアナゴ
チンアナゴはどこの水族館でも人気だが、水槽のなかではこの人たちはメインではない
アクアマリンふくしまのイワシ
イワシの群れ。カタクチイワシかマイワシのどちらか

大水槽の潮目の海の前にはおスシ屋さんがあり、資源量が豊かな種類のおさかなをおスシで食べることができるとのこと。開いていたら絶対に食べていたところだがあいにく15時で閉店済み。

アクアマリンふくしまの寿司処潮目の海
大水槽前のお寿司屋さん。閉店していたが食べたかった

各種ガイドブックに載っている潮目の部分をとおって、今晩食べるであろうアンコウを観察。

アクアマリンふくしまの潮目
有名な潮目

各所に趣向を凝らした水槽があり、2時間では到底たりない。釣り堀的な体験などアクティビティーも充実している素晴らしい水族館であった。

エレベータで展望台へ登ることも可能。ガラスが若干汚れていて写真は撮りにくかった。

閉館時間が迫っていたので最後はだいぶ駆け足になってしまったが、とても良い水族館だということが分かったのでまた機会があれば来たい。

この後いわき湯本温泉の今晩の宿へ。

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