2024.1.2
ホテル三日月ダナンから移動検討
世界最長のロープウェーに乗車して、インスタ界隈で有名な神の手を見るべく、バーナーヒルズというところへ出かける。ダナン市内からいくよりホテル三日月から行くほうが近いはず。
行きはGrabとしても、市内から離れた場所にあるバーナーヒルズで帰りのGrabがつかまらないと悲劇のため、帰りはホテルの有料送迎を依頼することにした。若干お高めではあるが安心料ということにする。
各所への交通についてはホテル三日月のコンシェルジュに案内があるのを見つけていた。予約のデッドラインは4時間前。朝9時頃にコンシェルジュへ行き13:30のピックアップを依頼した。提携する旅行会社とかに連携されるのかと思いきや、ホテルの送迎車が稼働するらしい。
受付のお姉さんが、入園チケットは持っているかということで、ここでも購入できるようだったので買うことにしたが、現金ONLYとのこと。ATMの場所を教えてもらってお金をおろしに行ったら若干時間を食ってしまった。強烈に昼食付のチケットを推されたのでそれにしてしまう。入園券自体はLINEかCACAO TALKで送ってくれるとのこと。LINEを読み取ってQRコードの入園券を即時で連携してもらった。
Grabで移動
Grabを呼ぶと5分もたたないうちに車が現れた。移動は30分ほどかかる。いくつかのBlogにドライバーに入園券の販売所を案内された、みたいなことが書いてあったが、このドライバーはそのようなことはなかった。到着直前に、Google翻訳を使って、降りたところからカートに乗るように、とか、帰りは正規のGrabを使ってくださいみたいなことを伝えてくれた。なかなか親切である。
Grabで到着する人はかなり多く、到着場所は詰め詰めだった。ドライバーの話の通り電動カートが何台も待機しており順番に乗ると入口まで連れて行ってくれるシステム。
ロープウェイ乗車
チケットは買ってあるので購入の列に並ぶ心配はないが、列は全くなかった。エリアは一般客とツアー客が分かれており、一般客は少ない印象。
ロープウェイ乗り場の案内に従って歩いていく。渡り廊下的なところを結構な距離歩く。
途中で列ができていたが、係員によるとツアー客の列だから一般客は先に行くようにとのこと。ツアー客は左折、一般客は直進となるようだ。後に分かるが、この分岐は結構重要なポイントだった!
しばらくいくと、ようやくロープウェイが眺められるが、ここでロープウェイは何本もあることに気づく。中には止まっているものもあるようだ。これ多客期にフル稼働するとしたら、どれだけの人がここを訪れるのだろうか…。
長いエスカレータを数本乗り継いで、ようやくロープウェイ乗り場到着。ロープウェイはもう日本と同じようなものである。スキー場にあるようなゴンドラリフト。登別クマ牧場に行くために乗るのと同じ単線自動循環式というやつだ。
普通にすいているので待つことなく乗車。霧の中を進む。
場所によっては地上高がかなり高い場所もあり、非常停止しないことを祈りながら進む。ストップウォッチで計測したが20分強乗車していた。
到着そして雨
駅を出るとそれなりの雨。ホテルの部屋にかさがあったので持ってくればよかった。乗り場の建物を出たところでポンチョやビニール傘を売っていたので購入。ビニール傘約500円。しばし歩いていく。
バーナーヒルズで神の手を探す
唯一の目的地「神の手」だが、広すぎて場所がよくわからない。スマホでバーナーヒルズの公式サイトを見るも、地図のUIがいまいちでよくわからない。Googleマップを参照しても、来訪者が適当なところに神の手のポイントをセットしており正確な場所がわからない、とセルフ解決は若干厳しい状況。
そんな中、歩いてくと案内所があったので尋ねると、「あっちの方向に進んで、ロープウェイに1本乗るように」とのこと。
後から地図と整合してようやくわかったのだが、我々が載ったロープウェイは一番上端の赤い線のもの。一方、神の手は、下図の「手」と書いてあるところ。全然違う場所にランディングしたというわけ。緑色の矢印の通りパーク内を突っ切って、別のロープウェイにのり、やっと「手」に到着になる。入口で重要な分岐だと書いた団体客の列に並ぶと、おそらく一番下のロープウェイに乗車することになり、「手」の最寄り駅にランディングできた、というわけである。
ひとまずわかったので、勘を働かせてもう一本のロープウェイのほうに進む。このロープウェイはなかなか混んでいて少し並ぶ形となった。
神の手
2本目のロープウェイを降りるとそこはかなりの人でごった返しており、でかい神の手はすぐに発見することができた。しかしものすごい人で、雨だからみんな傘もさしていて大混雑。コロナ禍だったら信じられないくらいの三密である。
ここはインド人ぽい観光客が非常に多かった。
雨は霧雨の密度を濃くしたような感じで、濡れないようでそれなりに濡れるといういやらしいものだった。視界はもちろん不良だったが、霧がうっすらと立ち込めていてこれはこれでよい感じではあった。
一通り橋を渡り、タスクは完了したのでロープウェイ乗り場へ戻る。昼食付チケットなので指定されたレストランへ向かう。なかなか時間がない。
Four Seasons Restaurant
戻りのロープウェイもこれまた長い列。完全にボトルネックとなっている。それでもなんとか乗車。
指定のFour Seasons Restaurantはロープウェイを降りた建物に看板があり、それに従って進む。外からだとわからないのだが、建物が傾斜地に立地しているため、エスカレータで何回も降りていく。しかも建物が無駄に広く豪華。どういう意図かわからないが、神殿風というか洋風の建設にお金がかかっていそうな建物である。
指定のレストランはビュッフェ形式のレストランで、レストランだけでも数フロアがあった。シーズンにきたらどのくらいの人を収容するのだ、と想像がつかない。今はおそらくシーズンオフで、2フロアが営業中であった。案内されたフロアのほうに進み座席を確保。
料理をとってチャっチャと食べる。フォーをいただいた。コーヒー飲みたかったが、そういうのはなさそうだった。料理の種類はそれなりに豊富だが、いかんせんゆっくり食べている時間がない。迎えが来てしまう。
帰りのロープウェイ
レストランを後にして、来た道、というかフロアを上り、来た道をそのまま戻る。大規模なテーマパークなので、随所にアトラクション的なものはある。それから、レストランはほかにもあり、あまりセット券を買う必要性はなかったかな、という感じ。
無事来た時に乗ったロープウェイと同じ乗り場へ到着。帰りもすいている。
帰りも景色はよくなく、雲の中を進む感じであった。遠くのロープウェイは停止中。
ホテルへ戻る
ロープウェイを降りて少しお土産を見て、正面のエントランスに戻ると、お迎えの13:30にちょうど良い時間。たくさんの送迎車がいたので、ホテルの車を頑張って見つけて乗車。Grabアプリも見てみたが普通に呼べたっぽい。ただ、ネットではGrabがつかまらなくて難儀した話も見かけてはいた。
帰りは来た道を戻る。ローカルの街を過ぎたりしてベトナム感があって面白い。
無事ホテルに到着し、目的だったバーナーヒルズへの訪問を果たせた。