2024.1.3-5
ホテル選定
ダナン旅行5泊のうち3泊はホテル三日月ダナンにしたが、残りの2泊をどうするか検討。プールがあるところが良いだろうということで、マリオットリゾートダナン、シェラトングランドダナンリゾートとフラマリゾートダナンが選択肢になった。数か月前に琵琶湖マリオットでいい思いをしたので、マリオットヴォンヴォイのカード作ってそちらにするか、ということも考えたのだが、そこは頭を冷やして再考。
最終日の飛行機が23時台と遅いので、その日はレイトチェックアウトとしたかったが、もろもろ問い合わせなどしてみたところ、レイトチェックアウトは当日の空き状況による、というところもあったので、レイトチェックアウトを確約できるということで提示されたのがフラマリゾートダナンが経営しているフラマヴィラズダナンのプール付きヴィラであった。お値段もシーズンオフということで、お手頃価格(とっても結構高いのだが)で提示されてきて、絶対オンシーズンだったら泊まれないなということでそちらに決める。
メールでのやり取りで予約をしたので、事前に先方指定の決済サイトに接続して決済をしてある。旅行中止保険に入ったので、キャンセル不可のプランで少しでも安く済ませる。
チェックイン
前日泊まっていたホテル三日月ダナンからGrabで移動。フラマヴィラズダナンはフラマリゾートダナンと同じ経営だと思うが、チェックインの場所が異なっており、フラマリゾートダナンのほうへ着けてもらうと、ヴィラズのほうに行くように言われて少しGrabで移動してもらった。アプリでの指定場所を違うところまで乗せていってもらうことになったので、チップを多めに払っておいた。
チェックインは14時だったが13時くらいに到着。ロビーでウェルカムドリンクのドラゴンフルーツジュースを頂き、カードのデポジットを入れるチェックイン手続きを行った。
そのうちバギーがお迎えに来てくれて、身体だけ部屋まで移動。荷物は後程配達してくれるとのこと。
ルームツアー(S23)
たくさんあるヴィラは番号が付けられており、我々はS23という建物。ちなみに全ヴィラに専用プールが付いている。
ヴィラに到着すると韓国人のスタッフが英語で部屋の説明をしてくれた。日中でも建物の庭にはお手入れのスタッフが入ることがあるので、それを避ける場合はPrivacy札を玄関にかけるように、とのことであった。そのほかバギーの呼び方や、部屋の説明をしてくれた。
このS23はおそらく最大6名定員で、1階には広いリビングダイニングとキッチン、2階に2部屋、3階に1部屋のベッドルームがあり、それぞれにバスルームが付属している。それらとは別に1階にもシャワーとトイレがある。
キッチンには食洗器は無しだが、食器洗いサービスがあるということであった。このキッチンを活かしていろいろ料理するのってどのくらいの人がやっているのだろうか。。。食材を調達するだけでも大変そうだが。
リビングを入ったところに、プール用のバスタオルが何枚も用意されていて、スリッパ代わりのビーチサンダルもあった。
このヴィラのネガティブポイントがお湯。残念ながら各所熱いお湯が潤沢に出てくる、というわけではなかった。さらに湯温が低いうえに、高級な大理石バスタブは、お湯を入れてもバスタブそのものに熱がどんどん奪われていってしまってなかなか入れる状態にならずに困った。だましだまし入るという感じであった。これボイラーの故障だったのか?
ちなみに、ボイラー?のスイッチは各部屋にあり、お湯を使うときはスイッチを入れてください、ということだった。
一応ベランダもあり、こちらではタバコが吸えるように灰皿とマッチが用意されていた。マッチ、、久々に見た。
部屋のプールは結構深い。水温は低めで泳げないこともなかったが冷たかった。ただ写真のとおり、こまめに落ち葉などは取り除いてくれていて、キレイな状態が維持されていた。他の部屋でも部屋プールで泳いでいるひとはたくさんいた。
ルームサービスもメニューはあったが、バリエーションは少な目。ルームサービスではないが、ビーチでBBQプランが結構よさそうだった。それなりのお値段だけど。
リゾート内の移動
チェックインこそ、フラマリゾートダナンとフラマヴィラズダナンは分かれていたが、内部はほぼ一体とみてよさそうな感じ。フラマヴィラズダナンの利用者は自由にフラマリゾートダナンのほうへ移動できる。逆はわからない。
ヴィラズ内の移動は無料のバギーが使える。いつでも電話で呼ぶことができるのだが、タイミングが悪いと呼んでもなかなか来ない。今回はエントランスやフラマリゾート寄りの部屋だったので各所まで歩けないことはなかったが、遠目の部屋だと結構つらいと思われた。
特に、大荷物を持った複数棟を予約している大家族のチェックインと重なるとほぼ無理。滞在中、向かい側のヴィラに大量の荷物を運びこむため、バギーが3,4台道に止まっている光景があった。
あまり急ぎでなければのんびりと歩くのもよいと思われる。ヴィラ内のセントラルプールとレストランは普通に歩いて出かけた。園内には地図も随所においてあり特に問題ない。ただ同じような建物がたくさん並んでいるので、迷う人は迷うと思う。
フラマリゾートとヴィラズ間も歩いて移動することは可能。ただ、バギーがかなりのスピードで通過していくので注意。リゾートとヴィラズ間はビーチに抜ける普通の道と公園があり、一応門番的な警備員のおじさんが待機しているので、治安は保たれている?っぽい。
道沿いにはハーブ園的なものがあり、レストランで使うのだと思われるハーブが栽培されていた。これだけで到底足りるとは思わないが。。。手作り感があってよい。
歩いていると、南国っぽい生き物も見かけることができる。マイマイは毎日同じ場所で見かけたのでたぶん同じ個体なんだろうな。
フラマリゾート側
フラマリゾート側のメインビル。入り口にはヤシの木があり、入ったところは高い天井の広い空間。ちょうど時期的にツリーをはじめクリスマスの装飾。このあたりのリゾートホテルの外観はだいたい似ている。
メインロビーを抜けると壺のある水盤が海のほうへ続いている。グーグルアースだと、どこまでがプールかよくわからないヤツ。
また外廊下を歩くとキッズクラブもあった。
フラマヴィラスダナンのセントラルプール
各所にプールがあるのだが、まず訪問したのは宿泊したフラマヴィラスダナンのセントラルプール。水温はシーズンのせいかまぁまぁ冷たいが、多くの人が泳いでいた。ヴィラにもプールがあるのでどうしてもここに来なければならない、というわけではないが、広いプールでくつろぎたい、ということであればまずはこちらが選択肢。
プールサイドチェアもそれなりの数並んでいる。テーブルにはQRコードのメニューが用意されてもろもろ注文できるようにはなっている。この辺りはリゾートっぽくぬかりない。
ライフガードも日中帯は常駐していて、無料タオルのほか、ライフベストや浮き輪などプールグッズの貸し出しも行っていた。グッズ類はそれぞれ有料。
ライフガードがいない時間帯含めて24時間プールを使っていいらしい。この季節は寒そうだけど。プールのまわりには、直接このプールにアクセスできるヴィラも何棟かあるようであった。
メインプールは結構深いのだが、子供用の浅いプールもある。こちらは誰も使っていなかったがよく手入れされている。
フラマリゾートダナンのプール
リゾートのメインプールはいわゆるインフィニティープールとなっている。
実際泳いだのは最終日。行きはヴィラからバギーで移動をしたが、帰りはバギーが濡れるのもアレだとおもい、散歩がてら歩いて戻った。そのために、部屋のタオルを持って行ったが、プールにもタオルの無料レンタルがあり、無人のカウンターで紙にレンタル枚数を返却をセルフで記録する方式。
ここは最大で1.7mくらいの水深。何度も往復を繰り返すガチで泳いでいる人もいれば、プールサイドでくつろぐ老夫婦もいれば、新婚旅行風の日本人もいた。各チェアからはQRコードで飲食のオーダーが可能。いわゆるリゾートのプール感。日本人率は高かった。下手したら、ダナン三日月より多いのではないか、というくらい。
自分は海で泳ぐのよりはプールで泳ぐほうが好みなので、このような環境大歓迎である。
ビーチ
ヴィラからもリゾートからもビーチに出られるようになっている。
リゾート側のビーチにはビーチチェアと固定のパラソル的なものがたくさん設置されていたが、シーズン外ということで利用しているひとはいなかった。でもスタッフの人はきちんといた。
このビーチはプライベートビーチというわけではなく、ヴィラとリゾートの間の公道からもアクセスできるようになっており、バイクで砂浜を疾走しているお兄ちゃんがいた。どういう用事だったのかはよくわからない。
季節的に波は高く遊泳は禁止。とてもできるような状態ではない。ここではサーフィンをやっている人も含めて人影はほぼなかった。
フラマリゾートダナンの朝食ビュッフェ
1泊目の朝食は、ヴィラ側のレストランが開いていなかったので、リゾート側のレストランまで足を運ぶことになった。バギーで移動。日本人がたくさん。
メニューはホテル三日月同様にいろいろあり、オーダーして調理してくれるフォーなども当然のようにあった。クロワッサンがウォーマーの中に入って並べられていてこれは初めて見たなー。
ホテル三日月よりは高級感がある感じ。そりゃそうか。でもどちらもよかったですよ。
味噌汁もあった。
ダナクサラレストランの朝食ビュッフェ
2泊目の朝食は、ヴィラ内のダナクサラレストランで朝食が食べられるようになっていた。1泊目同様またリゾートのほうに行くのかと思ってバギーを呼ぶと、普通に歩いて行けるダナクサラレストランへ連れて行ってくれた・・・。
メニューは1日目とさほど変わらないが、レストラン自体はコンパクト。
特筆事項といえば、バインミーが作られた状態で並べられていたことか。もちろん自分で好みに仕上げることもできたが、作るのが面倒とか勝手がわからない人にとってはありがたい。
和食として、味噌汁もあった。
オーシャンテラスで軽昼食
2日目は午前中ミーソン遺跡ツアーに参加し、昼頃にホテルに戻ってきた。昼食どうしようか、ということで、ヴィラ内を散歩してビーチ経由でリゾートのほうに歩いて行った。いよいよのどが渇いたし疲れたということで、メインプールのプールサイドにあるオーシャンテラスというところで軽く昼食をとることにした。
基本、プール利用者が前提なのかもだが、テーブル席もありそこを確保。
何も考えずに、生ビールを注文。ほかにも、プールコンボというモクテルとオープンサンドのセット、マルゲリータ、フレンチフライを注文。
オープンサンドは「Tuna」と書いてあったので、当然日本人としてツナマヨとかシーチキン的なものを想像していたが、全然そんなんではなく、スパイスをまとわせて軽くあぶったようなマグロがサンドイッチに乗っかってきたおしゃれなものだった。味もGood。
提供にやや時間を要したが、遠くのレストランで作ったものを持ってきているのだとおもう。リゾートはどこもそんな感じだとは思うが。ピザも普通にうまかった。
ハイヴァンラウンジでおさけ
ヴィラにいると、夜お酒を飲もうと思ったら気軽にバーに行けない。でもせっかくなので、重い腰を上げてリゾートのラウンジを訪問。
ハイヴァンとはダナンの北にあるハイヴァン峠からとっていると思う。水曜どうでしょうで、ミスターと嬉野さんが二人乗りのバイクでトラックの間を縫って登って行ったあの峠であり、ベトナムを南北移動するときの天下の険的位置づけだと思われる。今はハイウェイが開通し、トンネルで行くことができるため、この峠を越える必要はなくなっている。なかなかナイスな店名である。
ラウンジはかなり広く、昼間はアフタヌーンティーが有名みたい。中にも外にも席があり、生演奏をやっているタイミングもあった。
チェックアウト
ヴィラでのチェックアウトは、レイトチェックアウト(室料の半額)の限界ぎりぎりの18時とした。時間になると係が来て、各部屋・ミニバーのチェックを行い、そうしている間に迎えのバギーがやってくる段取り。
チェックインのエントランスへもどりチェックアウト手続きとなり、今回のプランは空港送迎が付いているのでそのままドライバーに記念写真とってもらってホテルのバンで空港へ移動。
ヴィラは結構棟数があるので、このサイズのエントランスでさばききれるのははよくわからない。いまはシーズンオフなので、空室も結構あったと思われるが。
最後に
ダナン旅行は全く異なるタイプのホテルに泊まることになったが、ヴィラは広くて贅沢な分若干落ち着かない感じではあった。個人的には、普通のお部屋のほうが好みかなー。もう少し熱いお湯が潤沢に出てくれれば印象も変わったかもしれないが。
立地は結構よくて、市内へGrabで数百円で移動できる範囲だし、泳げないけどビーチでまったり過ごすにはよい場所ではあったとおもう。