2025.4.5
熊野古道をなんとなくたどる
ホテル浦島の駐車場を出発して、県道46号線へ。熊野那智大社・那智山青岸渡寺へと向かう。県道そのものではないものの、熊野古道は脇を通っているようだ。那智川沿いに登っていく。
土砂災害啓発センターの脇の広い大門坂駐車場は朝からにぎわっており、ここから熊野那智大社方面へ向かおうとする人々も多い。我々はラクしてギリギリまで車で上っていく算段。

大門坂前を通過して九十九折りを上昇。いったん那智の滝をかすめて、お土産物屋の駐車場に誘うおばちゃんをさらにかすめ、右折したところが寺防災道路。入り口に昔ながらの料金所があり、800円の通行料を支払う。ところどころ1.5車線幅区間でかつかなりの勾配をぐんぐん登っていく。ここストリートビューが入っていないので雰囲気はわからなかったけれど、観光の車がたくさん上るということで離合はまぁまぁできる。あとからみたら、青岸渡寺公式の防災道路案内のYoutube動画があった。
三重塔をかすめて登り切ると広い駐車場あり。この日は空いていた。
世界遺産 那智山青岸渡寺
青岸渡寺は駐車場から歩いてすぐ。下からは急な坂と階段の参道であるが、車で来た場合は同じ標高。世界遺産の石碑とか古くからの鳥瞰図の看板とか昔からの観光地であることを感じる。


本堂でお線香を焚いておまいり。外国人観光客もものすごく多い。

本堂の脇に塀があり、塀の向こうは熊野那智大社の本殿。きれいに並んでいて神仏習合時代の名残とわかる。

世界遺産 熊野那智大社
青岸渡寺脇の門をくぐるとそこは熊野那智大社。有名な大きなおみくじがまず目に入ってくるが、礼殿でお参り。昨日訪問した熊野本宮大社のように、本殿の前には進めないようだった。すべてが朱塗りでまた違った趣。

大変そうだったので表参道側には降りなかったが、急な石段を上ってくる観光客はたくさん。

断崖からは、遠く那智の滝と三重塔が見える。三重塔は先ほど寺防災道路のところを通ってきたもの。三重塔にはエレベーターが設置されているとのこと。

門前のお土産店で那智黒石の置物を購入。

境内も熊野古道となっており、古道の世界遺産の登録範囲としては大社から奥側の道のようだ。

あまり時間をかけることはできなかったのだが、主要な建物が密度濃くあり、たっぷりと堪能できた。神社側にも防災道路があるとのことだが、通じてはいない。寺防災道路を下って次は那智の滝へ。

飛瀧神社と那智御瀧
那智の滝は、那智大瀧、那智御瀧とかいろいろな呼称がある。最寄りの公式駐車場は満車。しかし、登ってくる時に近所のお土産物店が運営していると思われる有料駐車場を2か所確認していたので、難なくそちらへ入れる。駐車場は500円でガラガラ。滝まで少し歩く。歩道が無いので注意。

県道沿いの鳥居をくぐると階段を下って高度を下げていく。飛瀧神社境内は観光客で適度に賑わっている。こちらは滝がご神体という極めて日本的な場所。

こちらでも護摩木をお供えしてお参り。より那智の滝に近づける拝所は参拝料が必要だが、折角なのでそちらにも行ってみる。周囲の景色が素晴らしくずっといられるような場所である。

那智川が浸食してきたが、硬い花崗斑岩に当たってそこが滝になった、ということらしい。

このエリア、想像以上に素晴らしい場所であった。
道の駅なちと国道42号ドライブ
その後山を下り、喉が渇いたということで道の駅なちへ。そろそろお昼時にはなっていたが、朝のバイキングで大量に食べたので、昼は軽くていいや、ということで思っていたところ、農産物直売所にはさんま寿司とめはり寿司が。どちらも郷土料理で是非食べたいとおもっていたもので、こういう感じで気軽に買えるのねということで購入。五平餅はここまで気軽に買えない。



めはり寿司を頬張りながら移動開始。本日の夜は白浜温泉であるので、そこまで車で移動する必要がある。ところどころ自動車専用道ができているが、山をトンネルで突っ切っていくところがおおく、海岸線を楽しむことができないので、国道をずっとなぞることにしている。
道中見所はたくさんあるが、すべて巡っていると到底時間が足りないので、大きく立ち寄る場所は2か所としている。

くしもと橋杭岩
その一つが、橋杭岩。道の駅くしもと橋杭岩の隣にあり、アクセスは良好。

貫入した流紋岩が浸食で取り残された地形ということで、さらに陸側にコロコロしている岩は、昔の津波で橋杭岩がぶっ壊されてながれた跡とのこと。スケールがでかい。

ちょうど引き潮のタイミングで、潮だまりには海の生き物がたくさんいた。

道の駅くしもと橋杭岩では、お土産物も充実していて、ここで自宅用の日本酒やばらまきようのお菓子を購入。ここにもめはり寿司がおいてあり、腹の足しに追加購入した。
広い駐車場と景勝でここも満足。

串本海中公園
海の近くに来たので水族館的なところにも寄っておきたい。今日たどるルートの範囲でも水族館はいくつかあったが本日はこちら。串本海中公園。
チケット売り場が現金オンリーで、お財布の中身が不足していたので、アソビューに接続してオンラインでチケットを購入。颯爽とペーパーレスで入館しようとしたら、チケット売り場で紙に引き換えてくださいとのこと。そういうローカルさも心地よい。

串本の海をテーマにしており、おそらく近傍の海中を再現した水槽や、付近で見られる海のいきものを多数展示。
何より館内は空いていて、好きな水槽をかなりじっくりと観察することができた。




ウミガメの繁殖にも力をいれているようで、たくさんのカメたちが泳いでいたり砂浜で休んでいたりした。アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイがそろっている。カメの餌も販売中。いまの季節はあまり食べませんとかかれていたが、顔の近くに落としてあげると結構食べた。


そして最後はトンネル水槽。この規模の水族館にしては設備が巨大だ。

トンネル水槽を抜けるとお土産売り場になっていて、そのまま外へ抜けられてもう一つのイベント海中展望塔がある。防波堤の突端から橋でつながっていて、もちろん行ってみる。

内部の階段は二重らせんで上り下りの導線が分かれている。

海中の視程は16メートルと書いてあった。それなりに見えるのではないかと。サンゴとかいろいろなお魚が泳いでいるのがみえる。
海中展望塔は以前行った足摺海底館以来。こんな感じだったかどうかあまり覚えていない…


熱帯魚的な魚も多くいて暖かい海なのだということが分かる。


お客さんもそれなりに来ていて、ローカルな風情が漂っていた。海中展望塔自体はモロ昭和の建造物。
今回は時間の都合で乗らなかったが、海中観光船もいて、30分後の出航となっていた。
海岸にもおりていろいろ観察できるようになっていた。津波避難ルートの看板もあった。このあたりは到達5分とか・・・。

一通り堪能できたので、駐車場に戻り出発。しかし広い駐車場だ。バスが相当台数止められるようになっている。

おすすめの国道42号
再び国道42号を西へ移動。高速は散発的に開通してるが、間の部分は工事中。高速もいいが、42号の景色はかなり良いのでおすすめ。

紀勢本線にずっと沿って走るが、列車は見ることができなかった。海に近い区間は津波避難矢印が架線柱すべてについていた。南海トラフ地震に備えている。
すべてには立ち寄ることはできなかったが、道の駅もたくさんあり、道の駅スタンプラリー愛好家は効率良く稼げるのではないかと思う。郵便貯金愛好家には、旧道に逸れないと郵便局がないのと、このあたりの郵政局(?)の方針か、簡易郵便局がないのでなかなか厳しいエリアだ。
そんなこんなで、白浜近くに到着し、ナビに従い南紀白浜空港の滑走路を潜るトンネルを通過し温泉街へ。

今夜の宿、ホテルシーモアへ到着。
↓この日の宿泊

↓前日

↓翌日
