2022登別1日目(2022.6.4-5)

2022.06.04

レンタカーで羽田空港

出発時刻も早く、コロナ禍でバスに乗るのも気が引けるということで今回はレンタカー乗り捨てで向かうことにしてみる。ニッポンレンタカーであれば、羽田空港営業所があり、23区間での乗り捨ては特に追加料金はかからない。

シビアに出発時刻を気にしなくてもいいので気分はラクである。早朝であるから環八から羽田空港を目指す。営業所が反対車線にあるためどこかでUターンしないといけないのであるが、羽田空港島へ少し食い込んだところで左折。事前にGoogleEarthで転回ルートを下調べしておいたのだが最近になって、工事で道の廃止があったらしく、少し手間取ってUターン完了。ニッポンレンタカーで返車し、送迎ワゴンに乗車して第一ターミナルへ。

地方空港だとわりと近所に営業所があることが多いが、環八をかなりしばらく南進して第1ターミナル到着。朝食を空弁で調達して、ラウンジでジュースを一口飲んで搭乗口17へ。初めてのA350。モニター付き飛行機を堪能。週末の朝の飛行機だったが完全に満席ということはなかった。

JL505
HND → CTS
0820 0955
34R 01R
JA06XJ(A359)

A350
初A350搭乗
ヨシカミロースカツサンド
朝食にロースカツサンド。定番

ふたたびレンタカーで出発

割と混雑している新千歳空港に到着後、レンタカーバスをまって乗車。新千歳空港のレンタカー屋は郊外に大型の店舗を構えているが、そこまでほぼ満員のバスで進行。途中には航空自衛隊の政府専用機の格納庫も望むことができる。機体そのものは見ることはできず。

レンタカー屋に到着後、順番にお呼び出し。今回はスバルのレヴォーグを車種指定にて予約したところ、エンジンがかからなくなるリコールが発生していることを数週間前にたまたま認識していたが、予約時にそのことを言われ車種変更するかどうか確認があった。レアケースだと思うので保険の対象になることを確認してOKを出すも、その後すでにリコール対応は終了していたことを告げられる。何はともあれ一つ心配事は減った。

飛行機が到着してから出発まではだいぶ時間がかかってしまった。こういう時はアメリカのレンタカーの効率を考えてしまうが、広い北海道にきているので広い心でとらえておきたいものである。

着陸する飛行機
着陸する飛行機

北海道といえばローカル回転寿司:伊達市 和さび

北海道にはローカルの回転寿司がいくつもあり、関東に進出しているものも多い。事前の下調べにて、伊達市に「和さび」というお店をチェックしていたのでそちらに向かう。

道央自動車道を南下し伊達市の本店のほうへ行く。開店直後であったので、チェックイン機操作後まもなくして席に案内された。回転レーンも存在したが、おスシは流れておらず基本タッチパネルでの注文のようである。コロナはこのあたり大きく変化させたな。。。

伊達和さび
店舗外観
伊達和さび本日のおすすめ
本日のおすすめ

案内された席はボックス席。iPadからの注文でありカウンターと体験は全く変わらない。紙のメニューもあるのでわかりやすい。噴火湾産のめじまぐろやたこ、桜鱒などがおすすめとなっておりもちろん食べる。大手チェーン系のお店は、ワサビは外付けになっているが、ここはパネル上で選択が可能で、さび抜きのお皿にはさび抜き旗を立ててあって非常にわかりやすくなっていた。味以外のこういう点もありがたい。

たらふく食べて満足して退店。

洞爺湖

その後、洞爺湖方向へ向かうため国道37号を北西に進む。右手には昭和新山も見える。一目でわかるとはすばらしい。

国道37号線からの有珠山と昭和新山
有珠山と昭和新山のセット

道の駅あぶたでホタテコロッケをつまみ、37号を外れて有珠山の外輪山を登っていく。この周辺は近年の噴火の遺構などみるべきものも多いが、今日は素直に洞爺湖遊覧船に乗船である。

遊覧船は30分に1本となっており、洞爺湖まんなかに浮かぶ中島へ寄港もして散策も可能である。単純往復を考えていたが、30分の遅延であるため、中島下船もトライすることとした。

洞爺湖遊覧船
洞爺湖遊覧船
洞爺湖遊覧船
遊覧船が着岸するところ
羊蹄山
湖上から羊蹄山も見える
ザ・ウインザーホテル洞爺
湖上からウインザーホテルが見える
洞爺湖中島
中島

週末にもかかわらず乗船客は数えるのみで、経営的にはかなり厳しいのだとおもうが乗船する側としては広々として快適であり、感染の心配も少ない。湖上からはウインザーホテルや羊蹄山、有珠山を望むことができて、快適なクルージングである。船内には売店もあり、すこしでも売り上げ貢献するためにホットコーヒーを注文。落としてから時間がたっている、ということで新しく淹れなおしてくれて逆に損失を与えていたらすみません。

中島には小さなカフェと博物館があり簡単な散策ができるようになっている。島の奥のほうにもトレッキング的なコースが整備されているようだが、それなりの装備は必要と思われる。

船着き場には白鳥が飼われており、陸上で羽を休めていた。のんびりとした時間が流れている場所。

中島からの昭和新山
昭和新山
中島・湖の森博物館
湖の森博物館全景 カフェと博物館がある

とはいえ、30分は割とすぐに経過し、帰りの船にのる。先ほどとは別の船である。

こちらの船のほうが新しく、船内も充実しておりお土産コーナーも少し広い。この時にはあまり意識していなかったが、最近人気の鳥、シマエナガのグッズを購入。

登別温泉へ向かう道

登別温泉も満喫したいので、下船後は少し写真を撮ってすぐに車を進める。洞爺湖をはなれ道道2号でオロフレ峠を越えるルート。峠からは洞爺湖も遠望できる。この道は冬季通行止めとのこと。

洞爺湖遠望
洞爺湖遠望

入浴剤で有名な登別カルルス温泉をかすめて、登別温泉街へ突入。

登別温泉にやってきた
石水亭脇の道

滝乃家チェックイン

今宵の宿は超有名旅館の滝乃家である。少し遅めになってしまったが玄関前に車を止めてバレーパーキングで車を預けお部屋へ。

お部屋に個室のお食事処がありそちらでお抹茶をいただきながらチェックイン。

部屋のリビング
部屋のリビング
到着時のお菓子
到着時のお抹茶とお菓子

登別温泉街

お抹茶で一服した後、遅くならないうちに温泉街へ繰り出してみる。ちょうど数週間前にNHKの新日本風土記で登別温泉が取り上げられており、予習は済ませている状態。

登別温泉街
登別温泉街

テレビに登場していたプリン屋、温泉街の酒屋にも立ち寄り。コロナ禍ということだと思うが、ツアー含む団体客が少ないからと思われ温泉街の活気は今一つと感じた。中国人観光客を相手にしていたと思われるチェーン系の店舗はおおむねシャッター。

登別温泉泉源公園
登別温泉泉源公園

滝乃家夕食~睡眠

宿に戻って温泉に入りお待ちかねの夕食。

夕食は部屋の専用の食堂でとることになっている。中居さんの動線も完全分離のプライベート空間。お飲み物はサッポロクラシックからの日本酒(千歳鶴)。ワインのラインナップも豊富であった。

先附 若布豆腐 筍 甘海老 旨出し
前菜 宗谷水雲 柳蛸旨煮 カニ香り寿司 黒曹以磯部揚げ 独活黄身酢掛け 天豆 ツブ時雨煮
御椀 厚岸産浅蜊真丈 蕨 スナップエンドウ 柚子
向附 室蘭産平目、王鰈薄造り
強肴 十勝牛のロースト 伊達産野菜とバジルのソース
煮物 洞爺雪蔵男爵使用 馬鈴薯餅 揚麩 翡翠餡
焼物 登別産時鮭糀焼き 花豆 はじかみ
止肴 帆立 烏賊 胡瓜 長芋 豆苗 茗荷 胡麻酢
食事 筍御飯 赤だし 香物
デザート 鵡川産あずきクリームと抹茶のブランマンジェと
    長万部産苺のサラダのヴェリーヌ

北海道でいただく各種海の幸、お野菜は当然おいしいわけで。あっという間に完食となる。

部屋風呂
部屋のおフロ

滝乃家は複数の源泉が複数のお風呂で楽しめるようになっていて、お風呂に入りまくったり、夜は館内にあるバーを訪ねたりと宿を満喫することができた。高級宿ということで館内はいたって静か。おそらく満室であり、バーで話を聞いた限りでは、洞爺湖・温泉街全体としてはコロナの影響を受けているが宿に限ってはそれほどの様子でもないようだった。

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